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絶品欧風カレーとオムライスが看板の人気洋食店@神田=ルー・ド・メール

『珠玉のカレーと至高のオムライスの夢の豪華共演~♪』

   ~神田 ルー・ド・メール - Loup-de-mer -

■今日は、神田でランチです。

グルメ食べ歩きをしていると、いろんな場所にお気に入りのお店ができて、そのうちいくつかのお店にはついつい通ってしまうのですが、ブログではなるべく新規に開拓したお店をアップするようにしています。

ただ、初訪問時には別のメニューを頼んだものの、その後にもっと美味しいメニューが見つかることもあるので、今日はそんなお店をご紹介したいと思います。

■食べログで、大エリア区分“秋葉原・神田・水道橋”エリアの“洋食・西洋料理”人気順ランキングを見てみます。

(店名をクリックすると、過去の訪問時のブログ記事を参照できます。よかったら見てみて下さいね~♪)

第1位 【本郷三丁目】 ファイヤーハウス (ハンバーガー、カフェ)
第2位 【淡  路  町】 とんかつ やまいち (とんかつ、かつ丼・かつ重、コロッケ・フライ)
第3位 【神  保  町】 キッチン南海・神保町店 (定食・食堂、カレーライス、コロッケ・フライ)
第4位 【神  保  町】 スマトラカレー 共栄堂 (カレーライス、ハヤシライス、スイーツ)
第5位 【後  楽  園】 ムーミンベーカリー&カフェ・東京ドームシティ ラクーア店 (カフェ、パン、西洋各国料理)
第6位 【神  保  町】 さぼうる2 (喫茶店、パスタ、カレーライス)
第7位 【後  楽  園】 ババ・ガンプ・シュリンプ 東京 (アメリカ料理、シーフード、ハンバーガー)
第8位 【神     田】 ルー・ド・メール (洋食、欧風カレー、オムライス)
第9位 【秋  葉  原】 肉の万世・本店 (洋食、ステーキ、ハンバーグ)
第10位 【神    田】 ヴィノシティ (フレンチ、ワインバー、居酒屋) (訪問済みブログ未掲載)

このエリアの“洋食・西洋料理”ジャンルは、誰でも普段使いができる“庶民のグルメ”が揃っています。

もともと学生街・電気街・古本街などのエリアなので、超一級のB級グルメが集まっている感じです。

そんな中から今日ご紹介するのは、“サラリーマンの街・神田”の洋食の名店、“ルー・ド・メール”です。

141021.神田・ルードメール0000

■“ルー・ド・メール”は、2004(平成16)年にオープンしたフレンチ風洋食のお店です。

“銀座レカン”や“銀座ペリニィヨン”を経て、“京橋 ドン・ピエール”の総料理長を務めている鈴木正幸氏が“My kitchen”として開業した洋食店です。(→参考情報

店名の由来は、フランス語で海の魚の“スズキ”、つまり店主さんの苗字をジョークでひねってフランス語訳したものになっているんですね。^^

141021.神田・ルードメール0017

■このお店は、自分のお気に入りテレビ番組、TBS系の『(新)チューボーですよ!』にもたびたび“神田の巨匠”のお店として紹介されています。

最近だと、2014年6月の“チキンのマスタードソース”の回、2012年4月の“和風おろしハンバーグ”の回に登場しています。

他にも、『出没!アド街ック天国』、『たべコレ』、『噂の!東京マガジン』などの番組にも取り上げられたことがあるようです。

141021.神田・ルードメール0005

■お店は、JR神田駅西口から行くと、神田駅西口商店街に入って70m進み二つ目の交差点を右折し、40m進んで左折してすぐ左側のビルの2階にあります。知っていれば駅から2分で着きますが、かなり分かりにくい場所にあります。

以前はこの近くの別の場所にあったのですが、今年移転しています。

お店に着いたのは、11:45ごろです。

新店舗には初訪問ですが、お店は非常に見付けにくく、上記写真の“喫茶 フレンド”が目印になります。

お店は、大き目のテーブル5卓、小さめのテーブル2卓で、椅子は14脚あるように見えます。以前の店舗と比べると、かなり狭くなった感じがしますが、新しいだけあって明るくなった感じもします。

到着時、先客は5名ほどだったのですが、我々と同時にお客さんが一気に入り、着席した数分後には階段に待ち行列ができます。お店を知っている常連さんが多そうです。

141021.神田・ルードメール0004

■ランチタイムは、お得なランチメニューが4種類(900円から1,000円)、通常メニューが4種類(1,500円から1,600円)あります。

ランチメニュー;①国産黒毛和牛カレー、②ドライカレー・オムレツのせ、③チキンカレー、④ポークカレー(プラス100円でスープ)

通常メニュー ;①特選ビーフカレー、②ハヤシライス、③限定ハンバーグカレー、④限定メンチカツカレー

自分はほとんどのメニューを食べたことがありますが、今日ご紹介するのはランチメニューの“ドライカレー・オムレツのせ”です。スープを付けて“Bセット”(1,000円)として注文します。

【スープ】
141021.神田・ルードメール0006

■まず始めに、スープが出て来ます。

しっかりとしたコクと旨味のあるオニオンスープで、フレンチ仕込の洋食らしさを感じます。味は濃すぎず薄すぎず、程よい塩梅です。

焦がしオニオンがアクセントに入っていて、美味しいですね~♪ ヾ(*´∀`*)ノ

【ドライカレー・オムレツのせ】
141021.神田・ルードメール0008

■注文してから8分後、お待ちかねの“ドライカレー・オムレツのせ”が運ばれて来ます。

ライスの上にドライカレーが掛かっていて、その上にオムレツが載っています。

ドライカレーと言うと、汁気が飛んだ肉そぼろのようなものをイメージしますが、このお店のドライカレーは汁気のあるとろっとしたものなんです。

141021.神田・ルードメール0010

■上に載ったオムライスは、中が半熟になっていて、“たいめいけん”(←ブログ記事参照できます!)の“たんぽぽオムライス”のように中を開くこともできます。

今日は、不思議なことにぱっと見た感じだと、ほぼ全てのお客さんがこのメニューを注文しています。そのため、オーナーがお忙しかったからか、今日はオムレツの形がいつもと違います。

111025.神田・ルードメール0013

■ご参考までに、以前訪問した際に撮影した、綺麗な形のオムライスはこんな感じです。とっても綺麗ですよね~♪
ヾ(*´∀`*)ノ

141021.神田・ルードメール0012

■自分はいつもやるのですが、“たんぽぽオムライス”のように中を開くとこんな感じです。中身は絶妙な半熟です。

それでは、さっそく一口食べてみます。

むむむ、、、


これは、ウマ━━━(*´∀`*)o^∀^o)*´Д`*)━━━イ!!!!!!


何度か食べているので、どんな味か分かっているにもかかわらず、毎度こんな感じに心の中で叫んでしまいます。

オムレツはふわっとした食感で、バターとクリーム(?)をしっかり使った旨味たっぷりの仕上がりで、風味・味わいともに絶品の、まさに洋食屋さんならではのオムレツです。 ヾ(*´∀`*)ノ

141021.神田・ルードメール0015

■もうひとつの主役のカレーは、野菜や果実をたっぷり溶かし込んだ挽き肉カレーで、深いコクと旨味の中に甘味・酸味・辛味がバランスよく混在した優しい味わいになっています。

基本は野菜や果実のフルーティーな甘味が全面に出ていますが、風味と味わいのアクセントに山椒が絶妙に利いていて、辛味はあくまで気付かぬうちにじわっと効いてくるものになっています。

そして、オムライスとカレーライスを同時に食べると、まさに極上の洋食店に来る喜びを再確認させてくれる、珠玉・至高の味わいになります。毎度のことですが、これは堪りません~! ヾ(*´∀`*)ノ

つやつやした張りのある美味しいライスは推定200gほどと、女性でもぺろっと食べ切れる量です。(男性だと、ちょっと少ないでしょうか。)

■総括としては、カレーとオムライスが看板メニューの、フレンチ仕込みの絶品洋食がリーズナブルにいただける人気洋食店です。

ランチメニューだとカレーが中心になるのですが、メニューごとにその味わいはまったく異なるため、連チャンで訪問しても飽きることはなく、むしろハマってしまうぐらいの魅力のあるラインナップです。(実際自分はハマりましたし…^^)

夜だと上記写真の黒板にあるような、いわゆる洋食メニューをほぼフルラインナップで楽しめます。

とにかく美味しい洋食をリーズナブルに存分に楽しみたい全ての皆様におススメです~♪

ごちそうさまでした~!

お読みいただいてありがとうございます~!

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テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ

“和の鉄人”仕込みの見目美しく食べて美味しい創作和食@銀座=懐食みちば

『“鉄人イズム”が息づいたオリジナルティ溢れる創作和食ランチ~♪』

   ~懐食 みちば @銀座

■今日は、銀座でランチです。

久しぶりに美味しい和食が食べたくなったので、“懐石・会席料理”のジャンルからお店を選びます。

グルメ友達のK君と示し合わせ、ランチ予算をちょっとアップさせてから、慎重にお店選びに臨みます。

■食べログで、中エリア区分“銀座”エリアの“和食-懐石・会席料理”人気順ランキングを見てみます。

(店名をクリックすると、過去の訪問時のブログ記事を参照できます。よかったら見てみて下さいね~♪)

第1位 【銀座一丁目】 うち山 (懐石・会席料理、割烹・小料理) <未訪問> ★
第2位 【銀     座】 竹葉亭・銀座店 (うなぎ、割烹・小料理、懐石・会席料理)
第3位 【銀     座】 六雁 (割烹・小料理、懐石・会席料理、野菜料理) <未訪問> (元★)
第4位 【東  銀  座】 蕎麦 流石 (そば、懐石・会席料理)
第5位 【銀座一丁目】 GINZA 水野 (懐石・会席料理、割烹・小料理) <未訪問>
第6位 【銀     座】 銀座 小十 (懐石・会席料理、割烹・小料理、うなぎ) <未訪問> ★★★
第7位 【銀     座】 懐食 みちば (懐石・会席料理) <未訪問>
第8位 【東  銀  座】 徳うち山 (懐石・会席料理、割烹・小料理) (訪問済みブログ未掲載)
第9位 【銀座一丁目】 梅の花・銀座並木通り店 (豆腐・湯葉料理、懐石・会席料理) <未訪問>
第10位 【銀    座】 銀座 とよだ (懐石・会席料理) <未訪問> ★★

★印を付けたのは『ミシュランガイド東京 2014』でそのお店が獲得した星の数です。さすが銀座の懐石料理店ランキングですね。錚々たるお店が並びます。

この中のお店でランチをしようとすると、夜のみ営業だったり、ランチでもすごい値段だったりするので、個別にお店のHPなどを調べる必要があります。

この中でリーズナブルなランチをいただけるお店としては、第7位の“懐食みちば”がぴったりの感じだったので、今日はこのお店を訪問してみます。

141010.銀座・懐食みちば0000

■“懐食 みちば”は、2000(平成12)年にオープンした、日本料理のお店です。

店名にもある通り、店のオーナーは20年前のフジテレビの番組『料理の鉄人』で初代“和の鉄人”として出演していた道場六三郎氏です。

道場氏は1950年に銀座“くろかべ”で料理人としてスタートされ、神戸“六甲花壇”、金沢“白雲楼”、赤坂“常盤家”で修業された後、1971年に自らの店“銀座 ろくさん亭”をオープンしています。

今回の“懐食 みちば”は、本格的な懐石料理を提供する“銀座 ろくさん亭”に対して、プリフィクス形式のよりカジュアルな懐石料理を提供する新しいスタイルの和食店という位置付けになっています。

■このお店は、道場氏に師事する森川保氏が料理長を務め、道場氏の次女の方が女将をされてるそうで、この二人のインタビュー記事を見付けたので、その記事中にあった“懐食みちば”の特徴について女将が語った部分を引用してみます。

********************************************
普通の和食との違いは、道場六三郎は自由な発送で作った料理が基盤になっておりますので、日本料理の懐石のようなお料理とはだいぶ違います。食欲をそそる見た目の色合い、味だけでなく、においだけでなく、目で見ても食欲をそそるような盛りつけ、色彩があります。洋のものも取り入れて、和とうまく調和させるところは懐食みちばならではなのではないでしょうか。基本的には和食のコースですが、時々和を飛び越えて順序も関係無しに飛び越えていくけど、最終的にはもとに戻って落ち着きますね。例えば、トマトの串焼きとか、フカヒレ茶碗蒸し、焼きカルパッチョ、ローストビーフ丼も普通とちょっと調理法が違いますので特徴的です。
********************************************

なるほど。順序や格式を重んじる懐石料理とは違って、自由な発想で生み出す創作和食の要素が強いようですね。これは楽しみです~♪

141010.銀座・懐食みちば0011

■お店は、東京メトロ銀座線・銀座駅の真上にある銀座四丁目交差点から行くと、中央通りを新橋方面に250m進んだ右側にあるビルの8階にあります。徒歩4分ほどです。

同じビルには、カリフォルニア料理の“カーディナス”、薬膳中華の“星福”などが入っていて、これらもなかなか魅力的です。

お店に着いたのは、12:00ちょっと過ぎです。

店内は木材を多用し落ち着いた和のテイストのメインダイニング、オープンキッチン前のカウンター、ダイニング脇のバーコーナー、少人数向けの個室があり、総席数は80席あるそうです。

入店時、エントランスからもメインダイニングにはすでに多くのお客さんがいるのが見え、席はほとんど埋まっている感じです。案の定、メインダイニングには空席はなく、6人用の個室に相部屋で案内されます。

割りと煌びやかな雰囲気のダイニングに対して、個室は割りと簡素な造りで、よく言えば落ち着いた雰囲気です。ビルの最上階であることを生かし、天井は吹き抜けのようになっていて、軽く自然光が差し込みます。

141010.銀座・懐食みちば0007

■ランチメニューは、単品メニューが“ローストビーフ丼”(3,240円)、月替わりのコースメニューが“五法膳”(3,240円)、“旬彩膳”(4,860円)、“もてなし膳”(6,480円)の3種類あります。

単品とコースが同じ値段であればコースの“五法膳”にしたいところですが、単品の“ローストビーフ丼”はこのお店のスペシャリテだそうなので、ここはちょっと迷います。

すると熟年の店員さんが絶妙なタイミングで、「プラス千円で、コースメニューの“お食事(さぬきうどん)”をミニローストビーフ丼に変更できますよ」と教えてくれます。

そこで、多少お値段は高くなってしまいますが、せっかくなのでお薦めに乗ってみます。

ちなみに“五法膳”とは、日本料理の「五味五法」といわれる「割、焼、蒸、煮、揚」の妙が尽くされているため、この名前なんだそうです。

【前菜】
141010.銀座・懐食みちば0012

■注文が終わって間もなくして、最初の一皿の前菜が出て来ます。

正方形の形をした銀と白の洒落たお皿に一口サイズの料理が5品載っています。

初秋を感じる緑色のもみじの葉が季節感があって良いですね~♪ ヾ(*´∀`*)ノ

141010.銀座・懐食みちば0013

■前菜5品の内容は、“チーズ黄金焼”(写真左上)、“子持ち鮎 山椒煮”(左下)、“秋の白和へ”(中央)、“プチトマト ワイン煮”(右下)、“秋刀魚棒寿司”(右上)です。

どれも一口サイズなので、箸で一つまみにして食べていくと、、、


う~ん、どれもこれも美味しいですね~!  ヾ(*´∀`*)ノ


まず、中央の“秋の白和へ”を食べたのですが、優しい甘みのあるさらっとした胡麻ダレに銀杏や栗などの秋の旬の味覚が隠れています。

“子持ち鮎の山椒煮”や“秋刀魚棒寿司”もこの季節ならではのもので、一品一品丁寧に作られており、味付けから飾り付けまで抜かりありません。

“プチトマト ワイン煮”や“チーズ黄金焼”は洋食のテイストですが、赤ワインで煮込まれたプチトマトの甘みや、チーズのコクは、和の前菜の中にあって違和感がなく、逆に味わいのバリエーション的な広がりが出て楽しくなってきます。

う~ん、のっけから、なかなかやりますね~♪ ヾ(*´∀`*)ノ

【椀物】
141010.銀座・懐食みちば0016

■続いて“椀物”として、“たっぷり木の子汁”が運ばれて来ます。二品目に椀物が来るところは、定番の懐石の流れに沿っていますね。

お品書きによると、具材には松茸、〆地、椎茸、あみ茸、松代、ひら茸が使われているそうです。

飲んでみると、しっかりとダシが利いていて、優しくも味わい深いテイストの中に、秋を感じるさまざまなきのこ類が見た目、食感、香りのバラエティーで楽しませてくれます。

【御膳】
141010.銀座・懐食みちば0019

■続いて、メインの“御膳”が黒い漆塗りの盆に載ってやって来ます。

3つの器に乗っているのは、“本日のお造り あしらい色々”(写真左下)、“恵保鯛唐揚 酢どりあん掛け”(上)、“紅葉鯛とかぶら おくら、糸みつ葉、有馬”(右下)です。

それぞれの器をよくよく見ると、デザイン、材質、色合い、風合い、感触がすべて違っていて、組合せもかなり良いですね~♪

141010.銀座・懐食みちば0022

■まず、一品目として“本日のお造り”から食べ始めます。本日の魚はカツオです。

この時期に供されているということは、旬の“戻りガツオ”ですね。見た目もとっても綺麗な色をしています。

醤油に生姜を入れて、軽く漬けて食べてみると、見た目どおり、とっても美味しいですね~♪ ヾ(*´∀`*)ノ

141010.銀座・懐食みちば0023

■続く二品目は、“恵保鯛唐揚 酢どりあん掛け”です。

写真からだと判りにくいのですが、小さなエボ鯛の全身骨姿揚げの上に、エボ鯛の身が二切れ、南瓜、蓮根、茄子、オクラの揚げ物が添えてあって、オレンジ色のもみじ型の麩と甘い胡桃が乗っています。

まずは、エボ鯛の身の唐揚げから食べてみます。

むむむ、、、


これは、ウマ━━━(*´∀`*)o^∀^o)*´Д`*)━━━イ!!!!!!


さくっとした薄衣を纏ったエボ鯛の身は旨味がぎゅっと凝縮されていて、ダシが優しく利いた甘酸っぱい餡を纏うと旨味が増幅するようです。

南瓜、蓮根、茄子、おくらなどの秋野菜も今が旬ということで、いつもより美味しく感じます。

面白いと思ったのは、中華の前菜などで出てくる甘い胡桃が和風の餡の中にあってもすごく自然で香ばしさと味わいがこの料理にぴったり合っていたことです。

最後にいただいた、エボ鯛の姿揚げは頭から尻尾まで本当にさっくさくで、これもかなり美味ですね~♪ ヾ(*´∀`*)ノ

141010.銀座・懐食みちば0021

■御膳の最後の一品は、“紅葉鯛とかぶら おくら、糸みつ葉、有馬”です。

柔らかく煮込んだ蕪の上に、焼いた鯛が乗り、糸三つ葉と山椒煮が乗っています。

まずは鯛からたべてみると、しっかりと脂が乗っていて、とっても美味しいですね~♪  ヾ(*´∀`*)ノ

蕪にはダシが優しく染み渡っていて、全体として優しい和の味わいで纏まっており、その中で山椒がうまく利いています。

【ミニローストビーフ丼】
141010.銀座・懐食みちば0031

■“五法膳”の最後の締めは、本来はさぬきうどんですが、スペシャルオーダーでこのお店のスペシャリテ“ローストビーフ丼”がやって来ます。

南部鉄瓶のような見た目の素材感のある器の中央部が窪んでいて、そこに綺麗にローストビーフが盛り付けられています。

見た目がとにかく綺麗なお肉で、相当程度美味しいことが期待されますね~♪ 

141010.銀座・懐食みちば0033

■それでは、さっそくローストビーフを一枚食べてみます。

むむむ、、、


めっちゃウマ━━━(*´∀`*)o^∀^o)*´Д`*)━━━イ!!!!!!


さすがスペシャリテというだけあって、このローストビーフはとにかく柔らかく溶けるように滑らかな食感で、しっかりした旨味がある激ウマな一品です。

そこに、醤油ベースの甘めのタレを纏わせていて、ローストビーフの旨味を一層引き立てています。

これは堪りませんね。自分が今まで食べた“ローストビーフ”の中で間違いなく最も美味しいですね~♪ヾ(*´∀`*)ノ

141010.銀座・懐食みちば0043

■ローストビーフを数枚食べると、なんとビックリ、中からきのことモツが出て来ます。

“ローストビーフ丼”というので、ご飯の上にローストビーフが乗って、タレが掛かっているだけだと思っていたので、これは嬉しい誤算です。

しっかりしたサイズのプリプリ食感のシメジ、噛むほどに旨味が滲み出る牛モツ(センマイ?)ともに、醤油ベースのタレで煮込まれているようで、丼全体としっかり調和しています。

ご飯はつやつやした美味しいお米ですが、ちょっと量が少なくて、絞めのどんぶりとは言え、男性だったらもう少し欲しいかな、というところで食べ終わります。

それにしても、この“ローストビーフ丼”は絶品です。世の中美味しいものがまだまだあるんですね~♪  ヾ(*´∀`*)ノ

141010.銀座・懐食みちば0036

■こちらは、“もずくの味噌汁”です。ご飯物がびしっと締まる赤出汁の中に、食感が楽しいもずくがふんだんに入っています。

141010.銀座・懐食みちば0037

■こちらはお新香で、白菜の浅漬けです。黒胡麻が振ってあって、とっても上品な味わいです。

【水菓子】

■“本日のデザート”は、“紫芋のプリン 小豆のソース”です。(ここで珍しく、うっかり写真を撮り忘れちゃいます…^^;)

紫芋はほんのり香りが残っているもののクセはなく、ほど良い甘さの小豆のソースと合わせると、和を感じさせてくれる大人の美味しいデザートです。

■総括としては、懐石の枠にとらわれない形で、季節の旬の食材を生かした、見て美しく食べて美味しい創作和食をいただけるお店です。

一品ごとにしっかりと作り込まれていて、見た目と味わいの変化に驚きと楽しさが盛り込まれているのと同時に、全体を通しても変化と流れがあって、ランチでさえ高い満足度があります。

料理の充実度に加えて、銀座の中央通り沿いの一等地という立地、道場六三郎氏のお店という話題性を考えると、ランチはかなりリーズナブルで納得感があります。

月替りでメニューが変わるのでたまのランチにも良いし、ディナータイムは割烹のように使えるようなので、ぜひ再訪してみたいと思います。

銀座のランチで、料理、立地、話題性のすべてにこだわる方には、かなり強力におススメです~♪

ごちそうさまでした~!

お読みいただいてありがとうございます~!

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テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ

立地もコスパも抜群のカジュアルなスペイン料理店@渋谷=ビキニ タパ

『カジュアルで入りやすい、いい雰囲気の人気スペイン料理店~♪』

   ~ビキニ タパ -Catalan Spanish "Bikini TAPA"- @渋谷

■今日は、渋谷でランチです。

この街のグルメ環境は、多種多様なお洒落カフェを中心に、カジュアルに食べられるお洒落な洋風料理がメインになっているようです。

今日は敢えてフレンチやイタリアンを外して、それ以外の“西洋各国料理”のジャンルからお店を探します。

■食べログで、中エリア区分“渋谷”エリアの“西洋各国料理”人気順ランキングを見てみます。

(店名をクリックすると、過去の訪問時のブログ記事を参照できます。よかったら見てみて下さいね~♪)

第1位 【渋谷】 レッグ・オン・ダイナー (ハンバーガー、カフェ・喫茶、アメリカ料理)
第2位 【渋谷】 ビーコン (アメリカ料理、ステーキ、ハンバーガー) <未訪問>
第3位 【神泉】 アウトバック・ステーキハウス・渋谷店 (ステーキ、アメリカ料理、バー) (グァム店に訪問済み)
第4位 【神泉】 松涛カフェ・Bunkamura店 (カフェ、ケーキ、西洋各国料理) <未訪問>
第5位 【神泉】 ビキニ タパ (スペイン料理、地中海料理、欧風料理) <未訪問>
第6位 【渋谷】 渋谷ロゴスキー・東急プラザ店 (ロシア料理、洋食)
第7位 【神泉】 シブヤバル209 (バル・バール、スペイン料理、イタリアン) <未訪問>
第8位 【神泉】 アロッサ・渋谷店 (オセアニア料理、ワインバー) (訪問済みブログ未掲載)
第9位 【神泉】 マヌエル・コジーニャ・ポルトゲーザ・渋谷店 (地中海料理、西洋各国料理)
第10位 【渋谷】 アバスク (フレンチ、ビストロ、スペイン料理) <未訪問>

こう見渡してみると、いろんな国の料理があって面白そうですね。しかも、海外のレストランの日本支店もあるし、老舗も混じっているし、大資本あり、個別単独店ありと、多種多様です。

今日はそんな中から、スペイン料理の最上位、第5位の“ビキニ タパ”に行ってみることにします。

140925.渋谷・ビキニタパ0002

■“ビキニ タパ”は、2008(平成20)年8月にオープンした、特にカタルニア地方の郷土料理に特色があるスペイン料理店です。

㈱フォーシーズという飲食店運営業の会社が運営していて、赤坂にある“モダン・カタラン・スパニッシュ・ビキニ”の姉妹店(入門偏)という位置付けになっています。

同社は宅配ピザのピザーラ、フレンチの“ジョエル・ロブション”、ハンバーガーの“クア・アイナ”などを展開しています。

同社のHPでは、次のようにお店の紹介をしています。

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【シーン別に使い分けられる3つのスペースで70種類以上のタパスを堪能】
渋谷マークシティ内に、ジョセップ・バラオナ・ビニェス氏監修による本格スペインレストラン&バル「Catalan Spanish “Bikini TAPA”(カタランスパニッシュ “ビキニ タパ”)」がオープンいたしました。本レストランは赤坂にある「MODERN Catalan SPANISH “Bikini”(モダン・カタラン・スパッシュ“ビキニ”)」を、より気軽にお楽しみいただける店舗づくりになっております。

「Catalan Spanish “Bikini TAPA”」では、ジョセップ氏が提案する“タパス”(小皿料理)を中心に70種類以上のメニューを提供しております。また、広々とした店内は利用シーンに合わせて使い分けることができるように3つのスペースに分かれています。落ち着いた空間でしっかりお食事をお楽しみいただけるダイニングゾーン。気軽にお立ち寄りいただけるカジュアルゾーン。そして、スタンディングでショーケースのタパスを見ながらワインをお楽しみいただけるバルゾーン。お客様の気分に合わせてお選びいただけます。

ピンチョスをはじめ、フィデワのパエリアやカルドソなどカタルニア地方の本格料理を気軽にお楽しみください。
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なるほど。最近ではスペイン料理も増えてきた中、さらに“カタルニア地方”の郷土色を出して勝負しているんですね~♪

140925.渋谷・ビキニタパ0003

■お店は、京王井の頭線・渋谷駅に直結している、渋谷マークシティの4階にあります。JR渋谷駅から道玄坂上に抜けるメイン通路に面する非常に良い立地にあります。JR渋谷駅から徒歩4分ほどです。

同じフロアには、行列の絶えない超人気の寿司店“梅丘寿司の美登利総本店”(←ブログ参照できます!)があります。

お店に着いたのは、12:30ごろです。

お店の入口は間口が広く、中が見渡せるので、気軽に入りやすい雰囲気になっています。

また、お店の紹介にもある通り、店内は入口付近のスタンディング・バルスペース、その奥のカジュアルなテーブル席、さらにその奥のゆったりめの座席のダイニングゾーンと、空間使いが非常に巧い印象です。

店員さんに人数(4人)を告げたところ、すぐに中央のテーブル席に案内されます。ただ、店内を見渡すとほぼ満席で、その後もその状態が続きます。けっこう人気があるんですね。

お客さんはぱっと見た感じだと、ほとんどがサラリーマンとOLで、男女比率は女性が7割ぐらいといったところです。

140925.渋谷・ビキニタパ0004

■ランチのメニューは、ランチセット4種(1,000円~1,380円)、パエリアセット(パエリア3種択一、1,580円)、ラルゴコース(メイン6種択一、1,980円)があります。

渋谷マークシティの好立地で、ランチをきっちり千円からで構成しているところは、なかなか心憎いものがあります。

また、ランチセットはピンチョスとサラダ、パエリアセットはタパス3種とスープ、ラルゴコースはタパス5種とデザート・ドリンク付きと、それぞれ小皿で色々楽しめる構成になっていて、工夫が凝らされている印象です。

■せっかくの初訪問なので、コスパが良さそうなランチセットから注文の品を選択します。

・豚肩ロースのプランチャとレンズ豆の煮込み(パセリのピラフ付き) (1,000円)
・カルドソ-スペイン風雑炊-(魚介と鶏肉のカルドソ or 季節のカルドソ) (1,000円)
・パスタのパエリア(1,100円)
・牛肉のデミグラス煮込み(パセリのピラフ付き) (1,380円)

どれも変わった名称で、スペイン料理らしい感じがして良いですね。自分は聞いたことのない“カルドソ”という単語に惹かれて、“魚介と鶏肉のカルドソ”をもらうことにします。

セットに付いて来るピンチョスも、“ポテトサラダピンチョス”と“鶏レバーピンチョス”から選べるようなので、後者を選択します。

【サラダ】
140925.渋谷・ビキニタパ0005

■まずはじめに、レタスとトレビスのオーソドックスなサラダが出て来ます。なかなか鮮度の高そうな見た目で、ニンジンの飾りがワンポイントで可愛らしく見えます。

食べてみると、見た目どおりとっても新鮮で良いですね。意外で面白いのがドレッシングの味で、甘酸っぱい個性的なテイストです。食べやすいのですが、一風変わって、異国料理らしさを出すのには効果的です~♪ ヾ(*´∀`*)ノ

【ピンチョス】
140925.渋谷・ビキニタパ0006

■サラダと同時に、“鶏レバーピンチョス”が出て来ます。

“ピンチョス”自体は、スペイン料理で“小さく切ったパンに少量の食べ物が載せられた軽食”のことで、スペイン料理のアペタイザーを指す“タパス/タパ”の一種です。

パリっとしたパンの上にたっぷりの鶏レバーが塗ってあり、荒挽き胡椒を振ってあります。

食べてみると、鶏レバーがほど良く濃厚な味わいで、旨味たっぷりです。これはワインが欲しくなりますね~♪ 
ヾ(*´∀`*)ノ

【魚介と鶏肉のカルドソ】
140925.渋谷・ビキニタパ0010

■サラダとピンチョスが出て来てから17分後、ようやくメインの“魚介と鶏肉のカルドソ”が運ばれて来ます。

どんな料理が出てくるか想像も付かなかったのですが、実際は大きめのラーメンどんぶり大の器に入った、黄色い米粒(サフランライスかな?)のスペイン風雑炊です。

カルドソの具材には殻付きのアサリと貝柱が入っていて、カルドソの上にはチキンとインゲンのソテーが乗っています。

色合いと言い、具材と言い、自分がイメージするスペイン料理っぽくて、かなり良い感じですね~♪ ヾ(*´∀`*)ノ

140925.渋谷・ビキニタパ0014

■それでは、さっそくカルドソをいただいてみます。

むむむ、、、


おー、これは美味しいですね~! ヾ(*´∀`*)ノ


ライスを包むスープはアサリや貝柱から旨味が出ているらしく、海鮮らしい風味と味わいが凝縮されたもので激ウマです。

サフランライスは見た目ほど香りや味のインパクトはなく、普通のお米のように素直で、激ウマスープに馴染んでいます。

でき立ては熱々で、いきなりバクバク食べられませんが、その分ゆっくり味わうことになり、滋味深い味わいを堪能できます。

アサリや貝柱はスープの味と素直にマッチしているのですが、後乗せのチキンとインゲンのソテーは風合いが異なり、なかなか良いアクセントになっています。

なるほど。スペイン料理店に行ったらいつも定番パエリアと決めていたのですが、カルドソもけっこう良いですね。いいことを知りました~♪ ヾ(*´∀`*)ノ

【パスタのパエリア】
140925.渋谷・ビキニタパ0009

■こちらは、同行者が注文した“パスタのパエリア”です。

お米を使った海鮮パエリアしか食べたことがなかったので、料理名を聞いて引いてしまったのですが、けっこう美味しかったようです。今度チャレンジしてみようかな。。。 ヾ(*´∀`*)ノ

【コーヒー】
140925.渋谷・ビキニタパ0015

■最後に、追加注文でアイスコーヒーを付けます(+200円)。

ただ、このお店のアイスコーヒーは、ホットコーヒーにアイスが付いてきて自分で作るんです。変わっていて面白いですね~♪

■総括としては、渋谷駅直結の便利な立地で、カジュアルで洒落た雰囲気の中、美味しいスペイン料理をリーズナブルにいただけるお店です。

自分がスペイン料理(カタルニア料理)に精通していないので本格的かどうかは分かりませんが、スペインをイメージさせるエキゾチックな味わいながらも、誰にでも食べやすく美味しい料理だと思います。

おそらくこのお店の特徴は店名にもある通り、“タパ”をたべながらワインを飲むことにあるんだと思いますが、なかなか良さげですね。次回は飲みに来てみたいですね。

渋谷の駅近でスペイン料理らしいテイストを味わえるリーズナブルなお店なので、広く皆様におススメです~♪

ごちそうさまでした~!

お読みいただいてありがとうございます~!

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孫文や周恩来も足繁く通った創業百年の上海料理店@神保町=漢陽楼

『完成度の高い上品な味わいの創作中華料理~♪』

   ~中国名菜 漢陽楼 @神保町

■今日は、神保町でランチです。

古くからの学生街であるこの街はカレーをはじめとするB級グルメの都ですが、もっと時間を遡ると、明治時代は東京の中華街とも言うべき街だったようです。

中国からの留学生が大勢いたのがその理由だそうで、今でも何軒かのお店がちゃんと残っています。

■食べログで、小エリア区分“神保町”エリアの“中華”人気順ランキングを見てみます。

(店名をクリックすると、過去の訪問時のブログ記事を参照できます。よかったら見てみて下さいね~♪)

第1位 【神保町】 新世界菜館 (中華料理、飲茶・点心) ☆
第2位 【神保町】 上海朝市 (中華料理、バイキング) <未訪問>
第3位 【神保町】 三幸園・白山通り店 (中華料理、餃子) <未訪問> ☆
第4位 【神保町】 徳萬殿 (中華料理) <未訪問> ☆
第5位 【神保町】 スヰートポーヅ (餃子、肉まん・中華まん)
第6位 【神保町】 神田餃子屋・本店 (餃子、中華料理) <未訪問>
第7位 【神保町】 泰南飯店・神保町店 (中華料理) <未訪問>
第8位 【神保町】 揚子江菜館 (中華料理)  <未訪問> ★
第9位 【神保町】 漢陽楼 (上海料理、飲茶・点心)  <未訪問> ★
第10位 【神保町】 川府・神保町店 (四川料理)  <未訪問>

上記ランキングで、☆印をつけたお店は創業50年以上、★印をつけたお店は創業100年以上です。さすが東京の中華街と言われるだけのことはありますね。

今日はこんなテーマなので、創業100年超の2軒のうち、“漢陽楼”に行ってみることにします。

140926.神保町・漢陽楼0000

■“漢陽楼”は、1911(明治44)年創業の中華料理、特に上海料理のお店です。

当時から神保町界隈は大学が集まっており、中国人留学生も多くいたそうですが、この地で中国人留学生相手の賄い付き下宿をしていた上海出身の初代が、料理の腕が良かったため、周りに勧められて開業したのがこのお店なんだそうです。

その頃の中国人留学生は、その後の中国を背負って立つ大物が揃っており、このお店の常連には孫文、魯迅、周恩来などの日本の教科書にも出てくるような人物が名を連ねています。

特に周恩来は、1917(大正6)年から2年間留学していたそうですが、その頃の思い出を記した『十九歳の東京日記』で、このお店のことがたびたび出てくるんだそうです。

そんなこともあって、このお店の名刺には、店名のサブタイトルとして“周恩来ゆかりの店”とまで記載しています。

ちなみに、店名の由来は「漢民族に陽が燦々と当たる館」の意を込めたものなんだそうで、辛亥革命後の混乱期にあった中国からの若き留学生たちの思いがこもった店名なんだそうです。

う~ん、周恩来が故郷の味を求めて足繁く通ったお店ですか。。。 とっても興味深いですね~♪

140926.神保町・漢陽楼0020
(壁に飾られている周恩来の詩作『大江歌罷掉頭東』の書。知らないとただの額ですが、知っていると歴史を感じます。)

■お店は、地下鉄神保町駅の真上にある神保町交差点から行くと、東西に伸びる靖国通りを東方向(両国方面)に200m進み、一つ目の交差点を渡ったところを左斜め前方向に伸びる道に入り、50m進んだ左側にあります。徒歩4分ほどです。

お店に着いたのは、12:30ごろです。

店内は、やや暗めの空間にスポット照明が卓上を照らしており、古代中国風の家具調度と合わせて落ち着いた雰囲気になっています。静かに流れる弦楽器中心の中国音楽もゆったりとしていて良いですね。

席数は1階と2階合わせて90席あるそうですが、お値段が多少高いせいか、ランチのピークタイムでもお客さんは滞在中常時10名ほどです。まぁ、自分からするとゆっくり食事ができるので空いていること自体は良いことなんですが。。。

140926.神保町・漢陽楼0002

■ランチメニューは、ご飯物が10種類、麺類が14種類と、なかなか種類が豊富に揃っています。

お値段的には、レンジが970円から1,200円で、そのほとんどが1,025円と、一般的な中華料理店と比べるとやや高めです。

ランチメニューのうち、ご飯物3種類、麺類1種類が“月替わりのメニュー”となっていて、やや大きな字で書かれているのが目を引きます。今日はこの中から注文の品を選んでみましょう。

その4品は、①花椒茄子(ナスの山椒風味)(970円)、②辣子魚(ハタのピリ辛炒め)(1,025円)、③香港明蝦(天然エビのマヨネーズ風味)(1,080円)、④韮菜湯麺(ニラソバ)(1,080円)です。

それぞれ、あまり一般的な中華料理屋メニューっぽくなくて、どんな料理なのか非常に興味が沸くのですが、外すリスク承知で、特に変わっていると思われるお魚メニューの“辣子魚”を頼んでみます。大丈夫でしょうか~♪

【辣子魚】
140926.神保町・漢陽楼0012

■注文してから5分ほどで、主菜とご飯、スープ、小鉢が出て来ます。

ぱっと見て思うことには、主菜は緑色や赤色を中心にかなり彩り鮮やかですね。でも、どんな味なのか想像できない感じです。

あと、ご飯が白いプレートのお皿に平らに敷き詰められています。洋食屋さんではよくあることですが、中華料理店では意外ですね~♪

140926.神保町・漢陽楼0017

■メインディッシュをよく見てみると、揚げたハタの身が二切れに、醤油ベースの餡が絡んでいるようですね。

カラフルな具材は赤と緑の唐辛子に、キクラゲ、タケノコ、ニンジン、ネギが入っています。

それでは、さっそくハタのフライから食べてみます。

むむむ、、、


これは、ウマ━━━(*´∀`*)o^∀^o)*´Д`*)━━━イ!!!!!!


ハタのフライは、さくっとした衣を纏い、ふわっと柔らかく噛めばクセのない白身魚らしい香りと旨味が広がります。

何と言っても素晴らしいのが、ハタのフライに絡む甘めで旨味たっぷりの醤油ベースの餡で、味の輪郭がはっきりしているのに強すぎず、旨味の奥が深く、それでいて繊細・緻密で上品です。

すると、本来薄味で穏やかな味わいのハタのフライが、餡が絡むことではっきりした味としっかりした旨味を纏い、いきいきとした主張のある料理に変身します。

いや~、料理のネーミングから不安があったことも一因かもしれませんが、予想を大きく超えるエクセレントな美味しさに、この料理の完成度の高さと、このお店の実力をまざまざと見せ付けられた感じがして、久々のプチ感動です。

140926.神保町・漢陽楼0019

■餡があまりに美味しいので、つい餡をそのままご飯に掛けて食べたくなりますが、赤や緑の唐辛子が辛いと困るので、具材から順に食べることにします。

キクラゲ、タケノコ、ニンジン、ネギと食べ進みますが、餡との相性はバッチリで美味しいですね。

餡をよく見ると、細かい挽肉も入っているようですね。なるほど、これで旨味にドーピングがしてあるんですね。

最後に残った唐辛子をちょっと食べてみると、意外なことにそんなに辛くありません。そこで結局、残ったご飯に掛けて一気に食べてしまいます。

ちなみに、ご飯自体もかなり美味しくて、高級和食割烹レベルです。気になるのは量が少ないことだけです。(もしかすると、お替り可だったのかもしれません。)

こんな感じで、不安な注文からスタートしたのですが、最後は大満足で完食したのでありました~♪

140926.神保町・漢陽楼0015

■こちらは、ふわふわ玉子のスープです。

優しく穏やかな醤油味で、具材にニンジン、玉ネギ、ネギの細切りが入っています。ほっとする味で良いですね~♪

140926.神保町・漢陽楼0014

■こちらは、ザーサイとモヤシの和え物です。

食べてみると、意外にもレモンが効いたさっぱり味で、複層的な味わいがあり、ただの付け合せにも工夫を凝らしてあります。

■総括としては、中国近代史に名を残す偉人が通った老舗であると同時に、完成度が高く、上品な味わいの料理を楽しめる高級中華料理店です。

店舗の外観が割りと地味だったので予想できなかったのですが、かつての歴史に頼っているだけのお店ではまったくなく、日本にしかない繊細で緻密な味わいの中華を堪能できる稀少なお店です。

料理を食べた後で思うことには、千円を越えるお値段もこの味ならむしろリーズナブルで、高い満足感があります。

自分は、今日食べためニューがたまたま当たりだった可能性もあるので、他のメニューも確認すべく、周恩来ばりに足繁く通って見たいと思います。

香港、台北、北京、上海でもなかなか味わえない、日本の上品な味わいの中華を満喫したい方にぜひおススメです~♪

ごちそうさまでした~!

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神楽坂の古民家にて昭和を感じる和風割烹ランチ=神楽坂 カド

『古民家の風情を味わいながらリーズナブルな和のランチ~♪』

   ~神楽坂 カド -KADO-

■今日は、神楽坂で週末ランチです。

この街は以前は平日の夜だけ賑わい、休日は静かな街だったのですが、この10年ですっかり観光地として定着し、週末ともなれば大勢の人が押し寄せます。

グルメ的には、フレンチと和食に実力店が集まっており、食べ物目当てに行くにも魅力的なエリアです。我ら探検隊は、今日は和食のお店を探してみることにします。

■食べログで、中エリア区分“飯田橋・神楽坂”エリアの“和食-日本料理”人気順ランキングを見てみます。

(店名をクリックすると、過去の訪問時のブログ記事を参照できます。よかったら見てみて下さいね~♪)

第1位 【飯 田 橋 】 鳥茶屋 別亭 (うどんすき、懐石・会席料理、親子丼)
第2位 【江戸川橋】 石ばし (うなぎ、懐石・会席料理) <未訪問> ☆
第3位 【飯 田 橋 】 虎白 (懐石・会席料理) <未訪問> ☆☆
第4位 【飯 田 橋 】 鳥茶屋 本店 (うどんすき、懐石・会席料理) (訪問済みブログ未掲載)
第5位 【神 楽 坂 】 神楽坂 石かわ (懐石・会席料理、割烹・小料理) <未訪問> ☆☆☆
第6位 【神 楽 坂 】 神楽坂 カド (割烹・小料理、居酒屋、日本酒) <未訪問>
第7位 【神 楽 坂 】 志ま平 (そば、懐石・会席料理) <未訪問>
第8位 【飯 田 橋 】 神楽坂 おいしんぼ (居酒屋、懐石・会席料理、豆腐・湯葉料理) (訪問済みブログ未掲載)
第9位 【早 稲 田 】 日本料理 みゆき (懐石・会席料理、寿司、鉄板焼) <未訪問>
第10位 【神 楽 坂】 kemuri (懐石・会席料理、鍋、焼肉) <未訪問>

☆印を付けたのは、『ミシュランガイド東京 2014』で星を獲得したお店とその数です。こんな感じでこのエリアには、和食系統だと懐石・会席料理を中心に、優良店が密集ししのぎを削っています。

あとこのエリアのお店の特徴としては、昔からある古民家を生かした飲食店がいくつかあって、神楽坂のイメージと合わせてなかなか人気があります。和食あり、洋食あり、居酒屋ありと、生かし方はさまざまです。

上記の和食ランキングでも、“カド”や“おいしんぼ”はこの系統のお店です。今日は、以前から気になっていた第6位の“カド”に行ってみることにします。

140928.神楽坂・カド0002

■“神楽坂 カド”は、2002(平成14)年にオープンした、古民家を利用した日本酒にこだわりのある割烹居酒屋です。

黒塀に囲まれた古民家は1949(昭和24)年築だそうで、神楽坂で長年生活しているバーの経営者の方がこの物件を気に入って、改装して居酒屋として使っているんだそうです(→“市ヶ谷経済新聞”参照)。

このため、畳の和室では脚付きのお膳を前に座布団に座るスタイルで料理とお酒を楽しむことになります。この他、入口脇に“土間”があって、ここは立ち飲みスペースになるそうです。

居酒屋としての特徴は、店舗の落ち着いた雰囲気に合わせて、こだわりの日本酒と割烹料理を出していて、“酒場放浪記”のかの吉田類氏のお眼鏡にも適い、384番目のお店としてピックアップされています。

なるほど。東京ではこの10年話題に上がることがある古民家レストランの走りのようなお店なんですね~♪

140928.神楽坂・カド0003

■お店は、東京メトロ東西線・神楽坂駅の飯田橋寄り1番出口を左方向に出て、すぐの左折路を左折し、50m進んで赤木神社に突き当たって右折、100m進んで突き当たるところの手前左側の“カド”にあります。

お店の名前の由来は、角にあるから“カド”なんですって。シンプルなネーミングですね。

140928.神楽坂・カド0017

■お店に着いたのは、遅めの時間で13:40ごろです。

ガラスの引き戸を引いて店内に入ると、丸石を敷き積めた玄関があり、靴を脱いで板敷きに上がります。

140928.神楽坂・カド0020

■すぐ左側の二間続きのスペースに通されると、畳の上に2台ずつ脚付きのお膳が並び、座布団が敷いてあって、本来狭い部屋の割には視界がかなり広く感じます。お店全体の総席数は30席あるそうです。

さすがに遅い時間なので、見える範囲では先客5名、後客3名といったところです。(以前、週末の正午にこのお店の前を通った時は、待ち行列が発生していたようでした。)

いざ座布団に座ってみると、高い位置にものがないせいで空間が広く見え、どこの席に座っても古民家の味のあるテイストが楽しめるようになっています。これは意外で面白いですね~♪

140928.神楽坂・カド0019

■ランチメニューは7種類あり、平日と休日で違いがないようで、価格はなんと750円から850円と超リーズナブルです。

神楽坂が観光地化して以降、多くのお店が平日と休日でランチの価格に大きな差をつける中、珍しい価格設定です。

店員さんの説明では、この日の“カド定食”は“牛スジ煮込み”、“焼き魚定食”は“鯵”、“本日の丼”は“鰹のごまだれ丼”、“健康定食”は全て野菜を使った料理なんだそうです。

どれが人気メニューか分からなかったので、店員さんに聞いてみるものの参考になる情報はなく、結局それぞれが食べたいものを素直に注文することにします。

隊長は“鶏唐揚げ香味たれ定食”(750円)、隊員は“カド定食”をオーダーします。

※注文した後に“豚角煮の炊き込みオムライス”など、変わったメニューが目に入り、こっちでも良かったかなぁなどと、ついつい逡巡してしまいます。。。^^;

【本日の選べるおかず】
140928.神楽坂・カド0027

■お腹が空いた探検隊は、メニューを見直して“本日の選べるおかず”との記載を発見し、店員さんに声を掛けると全ての種類をお盆に載せて持って来てくれます。

この日のおかずは、“切り干し大根のポテトサラダ”、“マカロニサラダ”、“ゴリの釘煮”の3種類があるとのことだったので、選ぶことなく全部もらうことにします。

ポテトサラダやマカロニサラダは、イメージどおりの味ですが、スーパーや家庭の味よりは一段上の味わいでなかなか心憎いものがあります。

“ゴリの釘煮”は“いかなごの佃煮”のようなもので、ご飯と一緒に食べればカルシウム補給に良い感じです。

どの“おかず”も普通の一品ですが、お酒と合わせても良い感じであることが想像されます~♪

【カド定食 (牛スジ煮込み)】
140928.神楽坂・カド0033

■注文してから4、5分とかからずに、隊長と隊員2人の定食が同時に出て来ます。

隊員が注文した“カド定食”は、メインの牛スジ煮込みに、ご飯、味噌汁、香の物がセットになっています。

脚付きのお膳に乗っていることもあって、シンプルな和定食といった感じで良いですね~♪

140928.神楽坂・カド0035

■さっそくメインの“牛スジ煮込み”を食べてみます。

むむむ、、、


おー、これは美味しいですね~! ヾ(*´∀`*)ノ


醤油ベースの味付けはとっても優しく穏やかな味わいですが、具材にはちゃんと味が染み込んでいて美味しいですね。

牛スジは肉の部分とスジの部分が混ざっていて、肉部分には適度な歯応えを残しながらも、スジの部分は柔らかく、食感と味わいの違いが楽しめます。

牛スジと一緒に煮てある野菜は、ニンジン、ゴボウ、大根などの根菜で、しっかり柔らかく煮込まれており、味も染み渡っています。野菜以外にはコンニャクが入っていて、これにも味がしっかり染みています。

どの具材を食べても、穏やかな味わいではあるものの、ご飯との相性はなかなかです。ただ、食べながら想像するに、お酒に合わせたら最高だろうなぁ、というのが一番の印象です~♪

140928.神楽坂・カド0037

■味噌汁は、具材として油揚げと賽の目の木綿豆腐が入った、白味噌がメインのやや甘めの味わいのものです。

なんとなく家庭的な感じがして、ほっとするタイプの味噌汁です。これも、飲みの締めに良さそうですね~♪

【鶏唐揚げ香味たれ定食】
140928.神楽坂・カド0039

■こちらは、隊長が注文した“鶏唐揚げ香味たれ定食”です。

定食の構成は“カド定食”と同じようで、メイン、ご飯、味噌汁、香の物となっています。ご飯は白米と玄米を選択可能だったので、隊長は玄米を選択しています。

メインの唐揚げは、大振りサイズのものが6個で、キャベツの上に載せてあり、香味たれがしっかり掛かっています。

140928.神楽坂・カド0040

■それでは、メインの“鶏唐揚げ”を、香味たれをしっかり付けてから食べてみます。

むむむ、、、


う~ん、これもなかなか美味しいですね~! ヾ(*´∀`*)ノ


唐揚げは揚げたてのようで、表面から中のお肉まであっつあつです。

そんな中じっくり味わうと、表面の衣は薄目でからっと揚がっていて、中の鶏肉はぷりっぷりでジューシー。かなり良好な揚げ具合で、美味しいですね。鶏皮付きだと、一層ジューシーさがアップします。

付けてある香味たれは、中華風の甘酸っぱくも多少辛いものをイメージしたのですが、ハーブが優しく香る穏やかな味わいのものです。強く主張することなく、鶏唐揚げを引き立てている感じです。

こちらの鶏唐揚げも、定食のご飯と合うのですが、イメージ的にはお酒と合わせたくなってくる一品ですね~♪

■総括としては、古民家の畳の上に座って昭和レトロな雰囲気を楽しみながら、ランチタイムだととってもリーズナブルな和定食がいただけるお店です。

基本は割烹居酒屋なので夜のお酒がメインですが、ランチタイムに行くと、お店の売りである独特な雰囲気を楽しめるとともに、メインディッシュを食べれば夜メニューのレベルがなかなか高いことが分かります。

なかなか通好みな銘柄の日本酒を揃えていたり、自家製の果実酒が多数用意されていたりするので、探検隊の間ではいつか夜に飲みに来ようという話になっています。

今日のランチについては、お値段がリーズナブルでお得感満点なので、神楽坂観光のランチにももってこいです。広く皆様におススメです~♪

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食べ歩き以外にも、海外旅行・クルマ・カメラ・お酒・語学など趣味が多すぎて、時間とお金が足りず困っていますが、ここでは食べ歩きのネタをご紹介します~!
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