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沖縄料理を懐石料理にまで昇華させた名店=赤坂潭亭

『上品な沖縄料理のフルコース~♪』

   ~沖縄懐石料理 赤坂潭亭 @赤坂

■今日は、赤坂でディナーです。

グルメ友達のK君と示し合わせ、グルメ探検上の新天地、赤坂に繰り出します。

記念すべき第1軒目は、赤坂といえば料亭のイメージ(?!)なので、このジャンルからお店を探します。

■食べログで、中エリア区分“赤坂”エリアの“懐石・会席料理”人気順ランキング(※)を見てみます。

第1位 【赤   坂】 菊乃井 (懐石・会席料理、京料理) ★★
第2位 【赤坂見附】 赤坂 詠月 (懐石・会席料理、割烹・小料理)
第3位 【赤   坂】 赤坂ふきぬき (うなぎ、懐石・会席料理)
第4位 【赤坂見附】 スーパー・ダイニング・ジパング・赤坂エクセルホテル東急店 
               (ダイニングバー、懐石・会席料理、創作料理)
第5位 【赤   坂】 會水庵 (懐石・会席料理、京料理、創作和食)
第6位 【赤坂見附】 赤坂茶寮 (懐石・会席料理、ふぐ)
第7位 【赤坂見附】 神戸牛懐石511 (牛料理、ステーキ、懐石・会席料理)
第8位 【赤   坂】 折おり (懐石・会席料理、居酒屋、おでん)
第9位 【赤   坂】 沖縄懐石 赤坂潭亭 (懐石・会席料理、沖縄料理) ★
第10位 【赤   坂】 赤坂 丈太郎 (懐石・会席料理、割烹・小料理)

※焼肉チェーンの高級店、寿司チェーンの高級店を除く。

なるほど。初めてこのランキングを見ましたが、なかなか高級なお店が並んでいますね。

★印は、『ミシュランガイド東京・横浜・湘南 2013年版』で2ツ星、1ツ星を取ったお店です。

いろいろ調べた結果、ちょっと変わっていて面白そうな第9位の“沖縄懐石 赤坂潭亭”に行ってみることにします。

131017.赤坂・潭亭0023

■“赤坂潭亭”は、1998年にオープンした、沖縄懐石のお店です。

2012年、2013年と2年連続で、ミシュランガイドで1ツ星を獲得しています。

㈱クレインというベンチャー企業が、多角経営する中の一つとしてこのお店を運営しています。

あまり聞き慣れない“沖縄懐石”というジャンルですが、調べてみるとこのお店が新しく作ったと言っても間違いなさそうです。

中国の影響を受けた琉球王朝時代から培われた医食同源の食文化を、日本料理の技法を取り入れ、懐石料理という形で表現しているそうです。

131017.赤坂・潭亭0028

■“東京カレンダー”というサイトの“厳選レストラン”の記事に、このお店の自己紹介が乗っているので引用してみます。

**********************************************
沖縄と季節の食材を琉球宮廷料理・沖縄の伝統料理と和懐石の技術でご提供致します。
「食はクスイムン(薬もの)」をコンセプトに身体に優しいお料理です。
掘り炬燵式完全個室で、沖縄作家による器(土物:大嶺寛清氏、 琉球ガラス:稲嶺盛吉氏)もお楽しみ頂けます。
**********************************************

なるほど。目の付け所が斬新で良いですね。これは期待できそうです~♪

131017.赤坂・潭亭0029

■お店は、東京メトロ千代田線・赤坂駅7番出口から行くと、乃木坂方向に400m進んで赤坂小学校前交差点を左折し、50m進んだ左側にあります。徒歩7分ほどです。

お店に着いたのは、あらかじめ予約をした19:00ごろです。

お店を入ると、落ち着いた和風の雰囲気の廊下がまっすぐ伸び、その右側に個室の戸がずらっと並んでいます。

部屋に入ると、広々としていて、中央に掘り炬燵の大きな机と照明があります。なかなか良い雰囲気です。

131017.赤坂・潭亭0032

■夜のコースは3種類あり、次のとおりとなっています(お店のHPより)。

・季節の沖縄懐石8品コース(10,500円);
   色鮮やかな琉球宮廷料理と和懐石の融合。赤坂潭亭名物ラフテーなど沖縄の味を満喫!

・季節の沖縄懐石9品コース(13,650円);
   名物ラフテーや石垣牛の焼物など記念日にも喜ばれる、琉球×懐石の贅沢!

・季節の沖縄懐石10品コース(15,750円);
   朱の美しい琉球漆器東道盆(トゥンダーブン)でおもてなし。ラフテー、石垣牛も含む豪華!

まずは初訪問なので、“季節の沖縄懐石8品コース”を試してみます。
(この他に、奉仕料10%と席料3,000円がかかります。)

※なおこのお店では、ランチタイムだと、懐石以外にも、島美人御膳(1,800円)、特製2段日替わり膳(1,950円)といったお得なセットも設定しています。

【まずはビールで乾杯~!】
131017.赤坂・潭亭0033

■まずは乾杯をするために生ビールを注文すると、“オリオン生ビール”(840円)が出てきます。

ぐびっ、ぐびっ、ぐびっ、ぷは~! ヾ(*´∀`*)ノ

沖縄料理なので“オリオン”と聞くだけで、テンションが上がりますね~♪

【前菜】
131017.赤坂・潭亭0037

■まず始めに、前菜が出てきます。

仲居さんの説明によると、いろんなものが載っているようですが、綺麗に盛り付けられていて、料理が重なっておりよく分かりません。

そこで、せっかくの盛り付けをちょっと崩して、説明をよく聞いてみます(下の写真参照)。

写真左が“ヤングコーン肉巻揚げ”、中央上が“モロヘイヤと菊のお浸し”、中央下が“パパイヤ梅煮”、右上が“スクガラス豆腐”、右下が“ドゥルワカシー”だそうです。

131017.赤坂・潭亭0040

■聞き慣れない名前に、モノによっては食べたことがない食材・料理なので、どれを食べても新鮮です。

・ヤングコーン肉巻揚げ;ヤングコーンに超薄切り豚肉を巻いて揚げたもので、単純明快に美味しいですね。

・モロヘイヤと菊のお浸し;軽く粘り気があるモロヘイヤと彩りの菊の花がだしで纏められていて、爽やかです。

・パパイヤ梅煮;パパイヤの実を梅でじっくり煮込んだもので、適度な歯応えにほんのりした甘酸っぱさで美味です。

・スクガラス豆腐;スクガラス(アイゴの稚魚)を塩漬けにしたものを島豆腐に乗せたもので、スクガラスの塩気
          で島豆腐の旨味・甘味が引き立つ一品です。

・ドゥルワカシー;蒸した田芋にダシを練り込み、ニンジンなどの野菜が入れたもので、沖縄のポピュラーな家庭
          料理のようです。田芋のねっとり食感に旨味があって美味しい一皿です。

【お椀】
131017.赤坂・潭亭0052

■二品目は、“沖縄産車えび真丈、舞茸、タニワタリの清汁仕立て”です。

えび真丈は、ふわっとした食感に、えびの香りと旨味がふわっと広がって、美味しいですね。

タニワタリは、シダの一種の新芽のようで、チャンプルーの具材として使われることもあるそうです。

上品なだしのすまし汁で、お腹がほっとします。

【泡盛投入~!】
131017.赤坂・潭亭0056

■沖縄料理に合わせるお酒はやはり泡盛ということで、“黒真珠 5年古酒(43度)”(840円)を投入します。

ロックで飲んでみると、最初の当りはハードですが、飲み慣れるとコクと深みがあってまろやかな味わいです。

【お造り】
131017.赤坂・潭亭0059

■三品目は、透明なお皿に載った“本日のお造り”です。

仲居さんの説明によると、赤い魚が“アカマチ”、青い魚が“タチウオ”、それに緑のつぶつぶが“ウミブドウ”で、その下にある紫色の海草が“スウナ”とのことです。

沖縄の魚で、“~マチ”というと、鯛の種類のことなんだそうです。

131017.赤坂・潭亭0064

■見やすいように、ウミブドウをどけてみると、上の写真のような感じです。

“アカマチ”(正式名称は浜鯛、関東では尾長)は、鯛らしい上品な味わいで旨味が強く、張りの良さが新鮮さを
  物語っています。“深海の生きたルビー”とも言われる高級魚です。

“タチウオ”は、皮の面を軽く炙ってあるようで、適度な歯応えと口で広がる風味がいいですね。

“ウミブドウ”は、新鮮だからか品種が良いのか、つぶつぶにすごく張りがあって、食感が楽しいですね。

“スウナ”は初めて食べましたが、ちょっと硬くて、しゃきしゃきした食感が面白い海草です。

【煮物】
131017.赤坂・潭亭0067 (2)

■四品目は煮物で、このお店の看板メニューである“ラフテー”にウリズンとハンダマが添えてあります。

ウリズンはマメ科のつる性植物で若いさやの部分を食べます。ハンダマはキク科の多年生葉野菜です。

131017.赤坂・潭亭0070

■まずは、とっても綺麗な色をした“ラフテー”を食べてみます。


おっ、これはウマ━━━(*´∀`*)o^∀^o)*´Д`*)━━━イ!!!!!!


皮付き三層の豚バラ肉は、とろけるような柔らかさで、肉の旨味と脂の甘味が、皮の心地良い歯応えとともに迫って来ます。

味付けは、とろみのある甘めの醤油ダレ(泡盛、醤油、砂糖)を纏っていて、余分な脂が抜けており、とっても品が良い味わいです。

この醤油ダレは、かすかに苦味のあるウリズン、軽いぬめりがあるハンダマとの相性もよく、素材の特性を感じながらも美味しくいただけます。

【中皿】
131017.赤坂・潭亭0072

■五品目は、“島野菜玉子〆 小鍋仕立て”です。

ダシで煮た島野菜を玉子〆にしてあるのですが、島野菜が変わった野菜のオンパレードなんです。

お品書きによると、“シブイ”、“アダン”、“花甘草”、“あわび茸”、“人参”が入っているそうです。

131017.赤坂・潭亭0076

■優しい味わいの玉子を食べてみると、残る野菜は上の写真のとおりです。

まず、うすい緑色の“シブイ”は沖縄で言う冬瓜のことで、黄色い根菜は“人参”です。

白いものは“アダン”の芽の部分で、八重山地方で食べるそうです。実はヤシガニの好物だとか。

茶色いきのこは“あわび茸”で、すごく香りの良いきのこですね。

オレンジ色のものは“花甘草”で、漢方にも使われる“甘草”の花の部分です。

【泡盛再投入~!】
131017.赤坂・潭亭0082

■追加のお酒も、やはり泡盛で通します。次は“菊乃露 5年古酒(40度)”(840円)です。

こちらもロックで飲んでみると、さっきと違って、押し出しが強く、きりっとした味わいが続く泡盛です。

【焼物】
131017.赤坂・潭亭0078

■〆の食事前の最後の六品目は、“島魚豆腐よう焼き 丸十蜜煮・隠元胡麻和え添え”です。

日によって変わるという魚は、フエダイ科の高級魚“クルキンマチ”(姫鯛、関東の“オゴダイ”)です。

西京漬けや酒粕漬けのように、“豆腐よう”に漬けてある(塗ってある?)ようですね。

131017.赤坂・潭亭0080

■まずは、主役の“クルキンマチ”から食べてみます。


これは美味しいですね~! ヾ(*´∀`*)ノ


豆腐ようは、島豆腐を麹と泡盛で発酵・熟成させたものなので、西京味噌や酒粕同様、白身の魚との相性は良いんですね。

豆腐ようのチーズのような風味と味わいが、ぷりっとして旨味のあるクルキンマチの身とぴったりマッチしています。

添えものも秀逸で、“丸十蜜煮”の上品な甘味、“隠元胡麻和え”の濃厚なゴマの香りと味わいが、すごくいいアクセントになります。

【お食事】
131017.赤坂・潭亭0083

■七品目は〆の食事で、“島菜とジャコのご飯、止椀、香物”になります。

味噌汁は白味噌ベースの甘めのもので、ゆし豆腐(おぼろ豆腐)のふわっとした食感が美味ですね。

131017.赤坂・潭亭0084

■ジャコご飯は、ジャコを炊き込んであるそうで、魚の香りがお米全体に柔らく行き渡っています。

そこに、青菜漬けと刻み昆布が入っているようです。ほんの数口分ですが、美味しいですね~♪

【甘味】
131017.赤坂・潭亭0088

■最後、八品目の甘味は“ジーマミー豆腐 黒蜜掛け”で、さんぴん茶とともに出てきます。

さんぴん茶はジャスミン茶のことで、中国語の“香片茶(シャンピェンチャ)”からきているそうです。

131017.赤坂・潭亭0088a

■沖縄の郷土料理で、ピーナッツを原料とする“ジーマミー豆腐”は、醤油で食べるものだと思っていたので、意外な形で出てきます。

上品な黒蜜が掛かっているのですが、これが意外と美味ですね~♪

ピーナッツの風味と黒蜜の風味がシンクロして、沖縄気分満点のデザートになっています。

■総括としては、東京では割りと庶民的な料理として紹介されてきた沖縄料理を、懐石料理の技法と形式で味わえる唯一無二のお店です。

自分が今まで食べ慣れたつもりだった沖縄料理とは全く違った味わいで、料理が出てくるたびに、ワクワクさせてくれます。

それは、食材が耳慣れないからかもしれないし、味わいに意外性があって楽しいからかもしれません。

夜だとお値段が多少張るのですが、昼はリーズナブルなランチ設定もあるところがいいですね。

沖縄料理を、いつもと違った形で味わいたい方には、ぜひおススメです~♪

ごちそうさまでした~!

131017.赤坂・潭亭0025

お読みいただいてありがとうございます~!

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No title

Kentaroさん♪
おはようございま~すv-222v-16

沖縄懐石料理・・・初めて知りました^^;
沖縄食材をしようしてのお懐石なのですね~。。。

興味津々で記事を読みました^^
珍しいお野菜やお魚ばかり・・・

美味しそうです。。。

沖縄料理とはまた、ちょっと違う感じで楽しめますね。。。
高級感溢れる素敵なお店ですね。。。

Re: No title

Paganiniさん、こんばんは~!

日本料理の中でも、沖縄料理って、食材から調理法まで、すごく特色がありますよね。
中華料理と南国料理のハイブリッドみたいな感じで、一般には特に高級と言うよりは、家庭的ですよね。
そういう部分が自分も好きなのですが、そこに懐石の繊細さを加えたようなお料理でした。

ランチがお得なので目を付けていたのですが、たまたま近くにいたので、夜行ってしまいました。
夜は接待用のお店だったようで、やっぱりコスパの良さを感じるところはなかったですね。。。(^_^;)

このお店は、やっぱりリーズナブルなお昼がおススメですね~♪
(*^_^*)/

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