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銀座のど真ん中にある“カツカレー”発祥の老舗洋食店=グリルスイス

『“カツカレー”発祥当時の味を守り続ける老舗洋食店~♪』

   ~グリルスイス -GRILL Swiss- @銀座

■今日は、銀座でランチです。

銀座は“日本の洋食の発祥の地”とも言うべき場所なので、“洋食”のジャンルの層の厚さには目を瞠るものがあります。

今日はそんな気分なので、このジャンルでの新しい発見を求めてお店探しをしてみます。

■食べログで、中エリア区分“銀座”エリアの“洋食・欧風料理”人気順ランキング(※)を見てみます。

(店名をクリックすると、過去の訪問時のブログ記事を参照できます。よかったら見てみて下さいね~♪)

第1位 【銀  座】 煉瓦亭 (洋食、オムライス、その他肉料理)
第2位 【東銀座】 喫茶 YOU (喫茶店、オムライス)
第3位 【銀  座】 銀座 梅林 (とんかつ、かつ丼・かつ重、コロッケ・フライ)
第4位 【銀  座】 銀座 古川 (洋食、シチュー、欧風カレー)
第5位 【銀  座】 ライオン・銀座7丁目店 (ビアホール・ビアレストラン、洋食、ドイツ料理) (訪問済みブログ未掲載)
第6位 【新  橋】 資生堂パーラー・銀座本店 (フレンチ、洋食、喫茶店)
第7位 【東銀座】 銀之塔 (洋食、シチュー)
第8位 【銀  座】 銀座 KAZAN (シーフード、洋食・欧風料理、無国籍料理)
第9位 【東銀座】 アメリカン (喫茶店、サンドイッチ、シチュー) <未訪問>
第10位 【銀 座】 銀座 キャンドル (洋食、アメリカ料理)

上位10軒はほとんど踏破してしまっているので、もう少し選択肢が欲しいところです。しかも、さすが銀座の洋食は層が厚くて、11位以下でも食べログの口コミ数が100件以上あるお店がぞろぞろ並びます。

第11位 【銀  座】 レストラン あづま (洋食) (訪問済みブログ未掲載)
第12位 【東銀座】 パリのワイン食堂 (欧風料理、フレンチ)
第13位 【銀  座】 グリルスイス (洋食、カレーライス) <未訪問>
第14位 【銀  座】 カフェ オハナ (カフェ、ケーキ、洋食) <未訪問>
第15位 【東銀座】 楸(ひさぎ) (オイスターバー、シーフード、洋食) <未訪問>
第16位 【銀座一丁目】 ミラヴィル・インパクト (カフェ、スイーツ、欧風料理) <未訪問>
第17位 【東  銀  座】 ア・ヴォートル・サンテ・エンドー (パスタ、オムライス、カレーライス) <未訪問>
第18位 【東  銀  座】 囃shiya(はやしや) (創作料理、ハヤシライス、野菜料理) <未訪問>
第19位 【銀座一丁目】 カフェ・ラ・ボエム・G-Zone 銀座 (イタリアン、洋食、ワインバー) <未訪問>
第20位 【銀座一丁目】 銀座エスペロ・3丁目店 (スペイン料理、洋食・欧風料理) (銀座本店に訪問済み)

※店舗で食事ができないテイクアウト専門店を除く。

さすが銀座の“洋食・欧風料理”ジャンルは層が厚く、第20位までいっても食べログの口コミ数はほぼ100件あります。

今日のターゲットを第13位の“グリルスイス”にしてみます。

140714.銀座・グリルスイス0001

■“グリルスイス”は、1947(昭和22)年にオープンした、創業65年になる老舗の洋食店です。

このお店は、“カツカレー発祥のお店”(※)として知られていて、戦後すぐの創業期に常連客だった読売巨人軍の千葉茂氏がカレーライスにとんかつを載せて食べたのがカツカレー誕生のきっかけなんだそうです。

帝国ホテルで修行を積んだ初代が創業した当時、お店は銀座6丁目にあったそうですが、巨人軍のユニフォームを作っていた“銀座テーラー”の主人が千葉氏にこのお店を紹介したそうで、以後千葉氏は亡くなるまでこのお店に通ったんだそうです。

ちなみに、このお店のHPでは、銀座が発祥のものとして、木村屋の“あんぱん”、寿司屋久兵衛の“軍艦巻き”と並べて、グリルスイスの“カツカレー”と紹介しています。

※カツカレーの発祥には諸説あり、他の有力説として、1918年ごろに東京・浅草の洋食屋台“河金”が、とんかつを載せた丼ものにカレーを掛けて提供した“河金丼”が元祖であるという説があります。(Wikipediaより)

140714.銀座・グリルスイス0023

■お店は、東京メトロ銀座線・銀座駅の真上にある銀座四丁目交差点から行くと、晴海通りを数寄屋橋交差点方向に40m進み、一つ目の右折路(ガス灯通り)を右折、200mほど進んだ右側にあります。徒歩3分です。

お店の2軒左隣りには“煉瓦亭”があり、対面は“KAZAN”がある、銀座の新旧洋食店が入り乱れる、グルメ人間にはたまらない場所にあります。(昭和初期から続くキャバレー“白いばら”も近くにあっていい味を出しています。)

仕事の都合でお昼時間にランチを食べ損ね、お店に着いたのは、15:00ごろです。(このお店は、銀座では珍しく“通し営業”なんです!)

お店に入ると、いたって普通の昭和レトロ系洋食屋さんの雰囲気ですが、改装したのか綺麗にしているのか、古臭さは微塵もなく、心地よい環境です。

静かに流れる昔風のイントゥルメンタル系ムード音楽や、ビニール製の薄ピンクのテーブルクロスもいい味を出しています。

140714.銀座・グリルスイス0027

■テーブル席とカウンター席で24席あるそうですが、自分は入口入ってすぐのテーブル席に案内されます。こんな変な時間ということでお客さんは自分ひとりです。

壁には、千葉茂氏とこのお店に関する新聞記事の切り抜きが飾ってあったりして、待ち時間は暇がつぶせます。

お店に流れるインストゥルメンタル系グランドミュージックが、昭和レトロな気分に拍車をかけてくれます~♪

140714.銀座・グリルスイス0005

■このお店では特にランチメニューなるものはないようですが、その代わりに日替わり(?)のサービスメニューがいくつか設定されています。

それにしても、メニューリストの“手作り感”がいい味を出しています。もとのメニューの上から、手書きの追加メニュー(?)をバンバン貼り付けています(消費税率の変更は反映していない旨、壁に貼り紙で告知されています)。

リストが賑やか過ぎて、どれを選ぶか余計に迷いそうですが、このお店に初めて来たら、名物の“カツカレー”は外せません。

ただもう一つ問題があって、“カツカレー”が2種類あり、“千葉さんのカツカレー”(1,400円)と“元祖カツカレー”(1,080円)があることです。

ここは事前調査が功を奏します。実はとんかつに使っている豚肉が違い、“千葉さん~”は上ロースで分厚いとのことなので、迷わず“千葉さん~”を注文します(千切りキャベツの有無も違いだそうです)。

【スープ】
140714.銀座・グリルスイス0009

■注文してから間もなくして、まずスープが出て来ます。ぱっと見からすると、ポタージュかクラムチャウダーのようです。

飲んでみると、あれ? 今まで飲んだことがない不思議な味です。かなり個性的ですね。

粘度が低くてさらっとしており、あっさりとした味ですが、塩気はしっかり効いています。あさりのような風味もあるし、コクはあまりないのですが、動物形のお肉を使っている感じもします。

あとで調べてみると、お店の創業時、戦後の物資が逼迫していた時代に開発したレシピで、むきアサリと昔風の厚みのあるベーコンでだしを取ったポタージュなんだそうです。(→参考記事“朝日新聞デジタル”)

なるほど。すると、戦後すぐの時代にこのお店に来た人と同じ味を体感しているんですね。時代を超える、不思議な感じがします~♪

【カツカレー】
140714.銀座・グリルスイス0011

■スープが来てから5分後、お目当ての“チバカツ”が運ばれて来ます。

見た目の特徴からいくと、昔懐かしいラグビーボール型(アーモンド型)に盛られたライス、千切りキャベツの上に乗った大きなロースカツがあって、その上からカレーがたっぷり掛かっています。

飾りの深い緑のパセリと、添え物の真っ赤な福神漬けが、見た目の色合いのアクセントになっています。

140714.銀座・グリルスイス0014

■それではさっそく、スプーンでカレーとライスをすくって、食べ始めてみます。

むむむ、、、


う~ん、なかなか美味しいですね~♪ 


カレーは、野菜やお肉の旨味がたっぷりで、正統派の洋食らしいバランスの良い豊かな風味の香辛料使いを感じます。

スパイスの香りと味わいは豊かですが、辛さは抑え目で、溶け込んでいる野菜のおかげか、むしろ甘口と言った方がいい感じです。

140714.銀座・グリルスイス0017

■どろっとしたカレーのルーには、野菜と思しき小さな固形物や挽肉のかたまり、牛肉の繊維と思しきものが見て取れます。

食べ進んでみて思うことには、小麦粉を使った欧風カレーとも違うし、エッジが効いたスパイス使いのインドカレーとも違うということで、これがこのお店のカレーのオリジナリティなんでしょうね。

140714.銀座・グリルスイス0016

■その秘密は、洋食料理人だった初代が開発し、それ以降守り続けているという、摩り下ろした種々の野菜と挽肉を煮込み、2週間掛けて仕上げるというその製法にありそうです。

このカレーも、先ほどのポタージュと同じく、千葉さんが食べたものと同じだったら、70年前の人と同じ味を体験していることになるんですね。

140714.銀座・グリルスイス0020

■つづいて、もう一つの主役、カツカレーのとんかつを食べてみます。サイズは長辺が15cmほど、厚さは2cmほどあり、堂々たるサイズです。

むむむ、、、


う~ん、これも美味しいですね~! 


濃い目のキツネ色をした衣は、豚肉にしっかり固着していて、カレーが掛かってもさくさく感がしっかり残っています。

豚肉は、ややしっかり目に火を通したものですが、適度な柔らかさにしっかりした旨味があり、厚さもあるので食べ応えもあります。

美味しく感じる理由としては、使用している豚肉が上ロースカツで立派ということ以上に、老舗洋食店ならではの揚げの上手さ、衣の仕上がりの良さにあるように感じます。

これなら、他の洋食メニューの揚げ物も相当美味しいんだろうなぁ、なんて他のことまで考えながら、美味しくいただきます。

正直に言うと、カツカレーが出て来た時は、“こんな量、食べられるかな?”なんて思ったのですが、予想以上に美味しくて(お店の方、スミマセン…)、千切りキャベツや福神漬けで気分を変えながら、一気に食べ切ってしまいます。

“元祖”というもので美味しいものは少ない、と言われることもありますが、このカツカレーなら、元祖物でも太鼓判を押しちゃいますね~♪

■総括としては、戦後間もなく誕生したカツカレーを当時のままの味わいで楽しむことができる老舗洋食店です。

銀座の超一等地で長年営んでいるため、お値段は決して安くはありませんが、コスパでは語ることができない魅力があると思います。

一般に食文化は時代に合わせて変化するものですが、このお店では創業当時の味を守り続けており、洋食の歴史を体感できる希少なお店で、歴史的な存在価値さえ十分にあると思います。

このお店のポリシーからすると、他のメニューも昔のままでしょうから、他の洋食メニューもいろいろと試してみて、現代の洋食との違いを体感したいですね。

昔懐かしい洋食を味わいたい方、洋食の歴史を体で実感したい方には、とってもおススメです~♪

ごちそうさまでした~!

お読みいただいてありがとうございます~!

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Re: No title

鍵コメさん、こんばんは~!^^
毎日、蒸し暑くて参っちゃいますよね。。。

さすが鍵コメさんです! ほぼご推察のとおりデスネ。。。^_^
(いつもお読みいただいてありがとうございます~♪ m( _ _ )m)

でも、食べ歩きで面白いのは、お店なりお料理なりに物語があると、それも含めて楽しめるので、味わいや美味しさが2割増ぐらいになることもあることですね。

まぁ、時にはこんな感じのお店との出会いもあってもいいかなぁ、なんて思いました~♪
(*^_^*)b
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Kentaroのブログへようこそ~!
食べ歩き以外にも、海外旅行・クルマ・カメラ・お酒・語学など趣味が多すぎて、時間とお金が足りず困っていますが、ここでは食べ歩きのネタをご紹介します~!
東京23区内のネタが中心ですが、仕事がら出張も多いので、他の地方や外国のグルメネタも発信する予定です~♪
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