BASSOドリルマン〔2回目〕=池袋ラーメン店めぐり(その58)
BASSOドリルマン
■池袋の美味しいラーメン屋だけを再び回る、“リターンズ・シリーズ”。
今日はリターンズ・シリーズ第8弾、“BASSOドリルマン”です。
変わったお店の名前ですが、“BASSO”はイタリア語で“麺”の意味だそうで、“ドリルマン”は和製英語で“継続的に鍛錬する人”という意味だそうです。
お店のHPによると、「子供の頃、算数ドリルを繰り返すことで揺るぎない力を得たように、BASSOをドリルすることで揺るがない一杯を創る」という店長さんの思いがこめられているそうです。こういう真面目さはいいですね~♪

■探検隊がよく利用する食べログでは、“池袋~高田馬場・早稲田”エリアで人気(口コミ数)ランキング34位、点数ランキング11位になっていますが、このお店に関しては、残念ながら食べログはまったく当てになりません。順位が低くなっているのは、おそらく場所のせいでは?
お店の場所は、説明が難しいくて、JR池袋駅西口から行くと、メトロポリタンを越えて、池袋警察署の前の大通りを左方向に行き止まりまで行き、行き止まりを右に20m進んだ小交差点を左方向に行く。その後200mほど行ったところ。徒歩だと15分ぐらいかかるでしょうか。
今日お店に着いたのは13:30ごろ。カウンター席9席と大テーブル(10席)があって、ぎりぎり座ることができた。その後はずっと、外の待機椅子に人が並んでいました。

■メニューは、ラーメン系の“中華そば”“濃厚中華そば”、つけめん系の“つけそば”“HOT BASSO(辛つけそば)”の4系統。
前回訪問時は、“つけそば”と“HOT BASSO”を頼んだので、つけめん系ではなくラーメン系を頼むべきであったが、隊長・隊員ともに我慢できず、めちゃくちゃ美味しいと分かっている前回と全く同じメニューを頼んでしまった。
ともに並盛り(300g)で注文した(“つけそば”(800円)、“HOT BASSO”(900円))。
■そういえば、“つけそば”を待っている間、後から来たお客さんが注文した“中華そば”がゆで時間の都合上先に出てきたが、店員さんが隊員のところにやってきて、「申し訳ありません、つけ麺は茹で時間がかかっておりまして、中華そばのお客さまに先にお出ししてもよろしいでしょうか?」とわざわざ断りにやってきた。
探検隊からすると当たり前なので気にならなかったが、気にする人もいるんでしょう。でも、お店側からのこの気配りは素晴らしい~!
もともと店員さんがきびきびしていて気持ちいい店ですが、更に印象が良くなります。
【つけそば】

■まずは、しっかり水で締め上げられた太ストレート麺から食べてみます。
しっかりとした噛み応え、コシがあって、噛むたびに広がる小麦の風味が素晴らしい!
前回よりも、小麦の風味の素晴らしさを強く感じます。
外から見える店の入り口横の部屋には製麺室があって、製麺後の麺は店内大テーブル横の巨大冷蔵庫で熟成してから提供されているようです。

■次に、熱々で提供されるつけ汁です。
濃厚魚介動物系で、口に入れると最初は魚介の風味がガツンと来て、後から動物系の深いコクがしっかり来ます。
このつけ汁の素晴らしいところは、しっかりとした魚介系の風味・味がするのに、魚粉のざらざら感が全くないことと、動物系のトンコツ、鶏ガラのバランスが良いところです。
適度なとろみが出ているのは鶏ガラの作用で、HPによると秋田の比内鶏を使っているそうです。
ちなみに、店長さんが秋田出身だそうで、この比内鶏だけでなく、スープに使う醤油、麺に使う小麦も秋田産の物を使っているそうです。
特に醤油と小麦は、同じ産地の同じ種類を使うことで、味の調和を取りやすくなるとのこと。これはまさにノウハウですね。。。
■太ストレート麺と濃厚つけ汁は、相性が抜群で、つけ汁がしっかり麺に絡んで口に入ってきます。
濃厚つけ汁の“魚介”と“動物(豚骨+鶏ガラ)”のバランスが非常にいいのですが、食べ続けるとスープが薄くなってきて、良い意味で少し味が変化してきます。

■具材は、チャーシューとメンマ、輪切りネギ。
前回は気付かなかったが、チャーシューをつけ汁から取り出してみると、スライス状のものと短冊状のものと2種類入っているようです。
短冊状のものは、スライス状のものよりも脂がしっかり入っていて、スープの熱で温められ、ほぐれてきます。
これがジューシーで美味しいんですね~♪
■全体で見ると、個々の要素、つまり麺・つけ汁・具材のすべてに細かい配慮と手間がかかっているのも素晴らしいし、3つの要素のバランスも文句の付けようがないぐらい、非常にいいものがあります。
他店の美味しいつけ麺と比べると、小麦の風味が豊かな麺の美味しさが抜きん出ていると思います。
おすすめレベルは、ひきつづき文句なしで6★(超おすすめ!!)です。
【HOT BASSO】

■麺と具材は“つけそば”と全く同じなので、コメントはつけ汁についてのみにします。
このつけ汁は、ベーススープは“つけそば”と同じだと思われます。
ただ、そこに入っている辛味調味料が秀逸で、辛い物好きにはたまらないようです。
■基本的には、焦がしにんにくに唐辛子を入れているようで、特に焦がしにんにくの風味が強烈に出ています。
これを入れるだけで、“つけそば”とは似ても似つかない全く別の世界を構築しています。
また、スープを最後まで味わって見ると、細かく刻んだ玉ねぎが出てきました。
これは“つけそば”には入っていないもので、にんにくのしつこさを和らげるために入っているようです。
素材の使い方が上手いですね~♪

■隊長によると、辛さには2種類あって、ただ辛いものと、旨みを伴う辛いものがあるそうです。
その点、“HOT BASSO”の辛味調味料には旨みがあって、他店にはない極上の辛つけそばに仕上がっているとのこと。
おすすめレベルは、こちらも前回に引き続き6★(超おすすめ!)だそうです~!
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■池袋の美味しいラーメン屋だけを再び回る、“リターンズ・シリーズ”。
今日はリターンズ・シリーズ第8弾、“BASSOドリルマン”です。
変わったお店の名前ですが、“BASSO”はイタリア語で“麺”の意味だそうで、“ドリルマン”は和製英語で“継続的に鍛錬する人”という意味だそうです。
お店のHPによると、「子供の頃、算数ドリルを繰り返すことで揺るぎない力を得たように、BASSOをドリルすることで揺るがない一杯を創る」という店長さんの思いがこめられているそうです。こういう真面目さはいいですね~♪

■探検隊がよく利用する食べログでは、“池袋~高田馬場・早稲田”エリアで人気(口コミ数)ランキング34位、点数ランキング11位になっていますが、このお店に関しては、残念ながら食べログはまったく当てになりません。順位が低くなっているのは、おそらく場所のせいでは?
お店の場所は、説明が難しいくて、JR池袋駅西口から行くと、メトロポリタンを越えて、池袋警察署の前の大通りを左方向に行き止まりまで行き、行き止まりを右に20m進んだ小交差点を左方向に行く。その後200mほど行ったところ。徒歩だと15分ぐらいかかるでしょうか。
今日お店に着いたのは13:30ごろ。カウンター席9席と大テーブル(10席)があって、ぎりぎり座ることができた。その後はずっと、外の待機椅子に人が並んでいました。

■メニューは、ラーメン系の“中華そば”“濃厚中華そば”、つけめん系の“つけそば”“HOT BASSO(辛つけそば)”の4系統。
前回訪問時は、“つけそば”と“HOT BASSO”を頼んだので、つけめん系ではなくラーメン系を頼むべきであったが、隊長・隊員ともに我慢できず、めちゃくちゃ美味しいと分かっている前回と全く同じメニューを頼んでしまった。
ともに並盛り(300g)で注文した(“つけそば”(800円)、“HOT BASSO”(900円))。
■そういえば、“つけそば”を待っている間、後から来たお客さんが注文した“中華そば”がゆで時間の都合上先に出てきたが、店員さんが隊員のところにやってきて、「申し訳ありません、つけ麺は茹で時間がかかっておりまして、中華そばのお客さまに先にお出ししてもよろしいでしょうか?」とわざわざ断りにやってきた。
探検隊からすると当たり前なので気にならなかったが、気にする人もいるんでしょう。でも、お店側からのこの気配りは素晴らしい~!
もともと店員さんがきびきびしていて気持ちいい店ですが、更に印象が良くなります。
【つけそば】

■まずは、しっかり水で締め上げられた太ストレート麺から食べてみます。
しっかりとした噛み応え、コシがあって、噛むたびに広がる小麦の風味が素晴らしい!
前回よりも、小麦の風味の素晴らしさを強く感じます。
外から見える店の入り口横の部屋には製麺室があって、製麺後の麺は店内大テーブル横の巨大冷蔵庫で熟成してから提供されているようです。

■次に、熱々で提供されるつけ汁です。
濃厚魚介動物系で、口に入れると最初は魚介の風味がガツンと来て、後から動物系の深いコクがしっかり来ます。
このつけ汁の素晴らしいところは、しっかりとした魚介系の風味・味がするのに、魚粉のざらざら感が全くないことと、動物系のトンコツ、鶏ガラのバランスが良いところです。
適度なとろみが出ているのは鶏ガラの作用で、HPによると秋田の比内鶏を使っているそうです。
ちなみに、店長さんが秋田出身だそうで、この比内鶏だけでなく、スープに使う醤油、麺に使う小麦も秋田産の物を使っているそうです。
特に醤油と小麦は、同じ産地の同じ種類を使うことで、味の調和を取りやすくなるとのこと。これはまさにノウハウですね。。。
■太ストレート麺と濃厚つけ汁は、相性が抜群で、つけ汁がしっかり麺に絡んで口に入ってきます。
濃厚つけ汁の“魚介”と“動物(豚骨+鶏ガラ)”のバランスが非常にいいのですが、食べ続けるとスープが薄くなってきて、良い意味で少し味が変化してきます。

■具材は、チャーシューとメンマ、輪切りネギ。
前回は気付かなかったが、チャーシューをつけ汁から取り出してみると、スライス状のものと短冊状のものと2種類入っているようです。
短冊状のものは、スライス状のものよりも脂がしっかり入っていて、スープの熱で温められ、ほぐれてきます。
これがジューシーで美味しいんですね~♪
■全体で見ると、個々の要素、つまり麺・つけ汁・具材のすべてに細かい配慮と手間がかかっているのも素晴らしいし、3つの要素のバランスも文句の付けようがないぐらい、非常にいいものがあります。
他店の美味しいつけ麺と比べると、小麦の風味が豊かな麺の美味しさが抜きん出ていると思います。
おすすめレベルは、ひきつづき文句なしで6★(超おすすめ!!)です。
【HOT BASSO】

■麺と具材は“つけそば”と全く同じなので、コメントはつけ汁についてのみにします。
このつけ汁は、ベーススープは“つけそば”と同じだと思われます。
ただ、そこに入っている辛味調味料が秀逸で、辛い物好きにはたまらないようです。
■基本的には、焦がしにんにくに唐辛子を入れているようで、特に焦がしにんにくの風味が強烈に出ています。
これを入れるだけで、“つけそば”とは似ても似つかない全く別の世界を構築しています。
また、スープを最後まで味わって見ると、細かく刻んだ玉ねぎが出てきました。
これは“つけそば”には入っていないもので、にんにくのしつこさを和らげるために入っているようです。
素材の使い方が上手いですね~♪

■隊長によると、辛さには2種類あって、ただ辛いものと、旨みを伴う辛いものがあるそうです。
その点、“HOT BASSO”の辛味調味料には旨みがあって、他店にはない極上の辛つけそばに仕上がっているとのこと。
おすすめレベルは、こちらも前回に引き続き6★(超おすすめ!)だそうです~!
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