東京・日本橋No.1和食=金子半之助@三越前
『充実の具材、コスパ最高の天丼屋~♪』
~日本橋 天丼 金子半之助 @三越前
■今日は、あるお店に行くために、三越前に来ています。
そのお店の場所には、今までに2回行ったことがあるのですが、あまりの行列の長さに尻尾を巻いて退散しました。
今日は、お昼に時間が取れるので、じっくり行列に並んで、是が非でも“名物”を食べたいと思います。
今日のターゲットは、日本橋・三越前にある、天丼の有名店、“金子半之助”です。
■食べログで、“東京・日本橋”エリアの“和食”人気順ランキングを確認してみます。
(店名をクリックすると、過去の訪問時のブログ記事を参照できます~♪ と言っても、訪問済みなのは“お多幸”と“伊勢廣”の2店だけで、他のお店は未訪問です…( ^-^;))
第1位 【 三越前 】 金子半之助 (天丼)
第2位 【 日本橋 】 日本橋 お多幸本店 (おでん、居酒屋)
第3位 【 京 橋 】 てんぷら 深町 (天ぷら)
第4位 【 日本橋 】 とんかつと豚肉料理 平田牧場・COREDO日本橋店 (とんかつ、しゃぶしゃぶ)
第5位 【 日本橋 】 日本橋 玉ゐ・本店 (魚介・海鮮料理)
第6位 【 京 橋 】 伊勢廣・京橋本店 (焼鳥)
第7位 【 京 橋 】 京ばし 松輪 (割烹・小料理)
第8位 【 新富町 】 流石 (そば) <未訪問>
第9位 【新日本橋】 うなぎ割烹 大江戸 (うなぎ)
第10位 【 日本橋 】 吉野鮨・本店 (寿司)
今後、じっくりこのランキングのお店を訪問していこうと思うのですが、まず第1位が埋まらないことには始まりません。
何時間待たされるか分かりませんが、訪問してみたいと思います。
■ちなみに、東京都の“天丼・天重”人気順ランキングは、次の通りとなっています。
第1位 【浅 草】 大黒家天麩羅・本店
第2位 【三ノ輪】 土手の伊勢屋
第3位 【三越前】 金子半之助
第4位 【高円寺】 天すけ
第5位 【神保町】 天丼いもや・二丁目天丼店
こんなニッチな分野を攻めるのも、なかなか楽しそうですね~♪

(お店を取り囲むように形成されている大行列。最後尾は右手の先にあります。。。)
■“金子半之助”は、お店のオーナーのお爺さんのお名前のようです。
その方は、日本調理師会の会長を務めたそうで、浅草生まれで下町と和食をこよなく愛したんだそうです。
そのお孫さんが、和食の仕出し弁当屋さんを始めるにあたり、店名に祖父の名をとって“湯島半之助”と付けています。
今日訪問する“金子半之助”は、その姉妹店で、祖父のフルネームを店名にしています。
お店のオープンは、2010年11月とのことなので、まだ創業1年半しか経っていないんですね。
なんとなく古臭い(店主さん、スミマセン…)店名なので、てっきり老舗かと思ってました。。。

(外からキッチンが見えるようになっており、天ぷらを揚げている様子を、行列に並んでいる間に眺めることができます。)
■“湯島半之助”のHPでは、“金子半之助”を次のように紹介しています。
*************************************************
誰よりも和食を愛した金子半之助。その孫が、幼い頃に祖父からもらった閻魔帳(レシピ帳)。
その中には門外不出、秘伝の「江戸前の天丼たれ」の作り方があり、この秘伝の丼たれに合うタネ(材料)との試行錯誤を重ね、ようやく一杯の天丼が完成した。
金子半之助がこの世を去って20年。生前、江戸前天丼の復活を願っていた金子半之助の意思を継ぎ、半之助が愛した、ここ江戸日本橋室町で今、粋で豪快な「江戸前天丼」の専門店を開店する。
*************************************************
なかなか気合の入った自己紹介です。“粋で豪快な天丼”を期待しちゃいますよ~♪

(行列に並んでいる人に対する気遣いで、お茶のポットが置いてあります。冬はストーブも置いてあるそうです。)
■お店は、地下鉄半蔵門線・三越前駅A1出口を上がると、奈良県のアンテナショップ“奈良まほろば館”の目の前に出るのですが、この真裏辺りにあります。徒歩2分ほどです。
お店に着いたのは11:25ごろ。「空いているといいな…」という甘い期待は、見事に打ち砕かれます。
列の最後尾に並んだ後、暇つぶしに順番を数えたところ、なんと50人目!
並んでいる間、お客さんの回転の良さに期待するも叶わず、そこから1時間20分も待つ羽目に…

■メニューは、とっても潔く、“江戸前天丼”(880円)1種類のみで、“味噌椀”は別料金で100円となっています。
穴子または海老が苦手な人は、キスに変えることができますが、ネタを追加することはできません。
行列の前から20番目ぐらいになると、若手の店員さんが注文を聞きに来てくれます。
自分は、行列待ちでお腹が空いたので、“江戸前天丼”を“大盛り”(+100円)にして、“味噌椀”を付けてみます(しめて1,080円)。
■空腹も極まった12:45ごろに、やっと店員さんの導きで店内に入ります。
1階はカウンター席6席のみで、2階はテーブル5卓20席となっています。2階のテーブル席に相席で座ります。
友人と訪問したのですが、2人組だと横並びの相席になります。料理を評論しながらゆっくり食べる感じではないですね。。。
【江戸前天丼】

■まずは、見た目のインパクトにビックリ! 山盛りのタネが、どんぶりからはみ出しています。
一体、何が入っているのでしょう? 食べる前に、上のタネをどかして見てみます。
まず、写真の右上からいくと、こぶりな“海老”が2尾、その左下方に“ししとう”、右上方に“海苔”があります。

■“海老”、“ししとう”、“海苔”をどかすと、下から“貝柱とイカのかき揚げ”(写真右上)と“生玉子”の天ぷら(?!)(写真右下)が出てきます。
写真左側に横たわる、巨大な物は“あなご”の天ぷらです。器から飛び出ているのは、この“あなご”です~♪

■さっそく食べ始めます。
ごま油とサラダ油を合わせた油で揚げたネタは、ほのかなごま油の香りがし、カラっと、さくっと揚げ上がっています。
“秘伝のタレ”は、天丼のタレとしては、醤油濃い目、甘さ押さえ目の関東風です。濃すぎず薄すぎずちょうどいい味付けです。
■タネの目玉は、やはり“あなご”です。なんせ大きいので、食べ応え満点です。身は張りがあって、その鮮度の良さを主張しているようです。
“貝柱とイカのかき揚げ”は、風味と食感が面白いタネです。貝柱とイカのどちらのイメージが残るかで印象が違います。(友人と食後感を語っていた時、自分は“イカのかき揚げ”、友人は“貝柱のかき揚げ”だと思ったのですが、正解は両方でした。。。)
もう一つ“面白タネ”は“卵の天ぷら”です。どうやって作ったか分からないのですが、外はパリとした衣で、中の黄身はちょうど良い半熟です。ただの卵が、濃厚にしてパワフルなタネに変身しています。
プリッとした食感の“海老”、風味の良い“海苔”、青い香りの“ししとう”など、オーソドックスなタネは、期待通りの味わいです。
いや~、どのタネもカラッとした揚がり具合が良く、美味しいですね~♪

■どんぶりより大きな器に入って卓上に置いてあるのは、大根の浅漬けと“がりごぼう”です。
大根の浅漬けは、ほとんど塩気のないタイプ。“がりごぼう”は、薄切りごぼうに、寿司の“がり”の甘酸っぱい味付けをしたものです。(“がりごぼう”は、お土産販売もしています。)
いずれも非常にさっぱりしていて、油っぽい天丼の合間に食べると、口の中もさっぱりします。
ピリッと刺激が欲しい人のために、自家製の七味唐辛子も置いてあります。

■タネが盛りだくさんということもあって、大盛りにしなくても十分食べ応えがあります。
友人も自分も大盛りにしたのですが、これは若干失敗で、完食して腹9.5分まで埋まってしまいました。
午後の仕事に支障を来たしちゃいました。(眠~い。。。)
■総括としては、最高にコストパフォーマンスが良い、タネが盛りだくさんの美味しい天丼です。
誰が食べても満足すること間違いなしの天丼を、千円でお釣りが来る価格設定で提供する店主さんの経営手腕に感服です。
メニューを絞ると食材点数が絞られ、食材ロスを最小限にするとともに、大量仕入でコスト削減、それをそのままお客さんに還元している構図です。お客さんが並んでくれさえすれば、薄利多売のスキームが完成なんですね。
人気が出るのも当然で、行列の長さにも納得です。
食べ終わって、お腹も財布も大満足だったのですが、やはり待ち時間の長さには参りましたね。。。
ただ、営業時間が朝から夜までの“通し”(平日なら11時から22時)なので、時間を外していけば、待ち時間を短く出来そうです。
やはり昼時が一番混みそうなので、次回は夕方(または遅い時間)にガッツリ食べたい時に再訪したいと思います~♪
ごちそうさまでした~!
お読みいただいてありがとうございます~!
★池袋グルメ探検隊は、ブログランキングに参加しています~!★
もしよろしければ、下の3つの絵↓をポチポチポチっとクリックしていただけると、たいへん嬉しいです~!
(=´ー`)ノヨロシクデス

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
~日本橋 天丼 金子半之助 @三越前
■今日は、あるお店に行くために、三越前に来ています。
そのお店の場所には、今までに2回行ったことがあるのですが、あまりの行列の長さに尻尾を巻いて退散しました。
今日は、お昼に時間が取れるので、じっくり行列に並んで、是が非でも“名物”を食べたいと思います。
今日のターゲットは、日本橋・三越前にある、天丼の有名店、“金子半之助”です。
■食べログで、“東京・日本橋”エリアの“和食”人気順ランキングを確認してみます。
(店名をクリックすると、過去の訪問時のブログ記事を参照できます~♪ と言っても、訪問済みなのは“お多幸”と“伊勢廣”の2店だけで、他のお店は未訪問です…( ^-^;))
第1位 【 三越前 】 金子半之助 (天丼)
第2位 【 日本橋 】 日本橋 お多幸本店 (おでん、居酒屋)
第3位 【 京 橋 】 てんぷら 深町 (天ぷら)
第4位 【 日本橋 】 とんかつと豚肉料理 平田牧場・COREDO日本橋店 (とんかつ、しゃぶしゃぶ)
第5位 【 日本橋 】 日本橋 玉ゐ・本店 (魚介・海鮮料理)
第6位 【 京 橋 】 伊勢廣・京橋本店 (焼鳥)
第7位 【 京 橋 】 京ばし 松輪 (割烹・小料理)
第8位 【 新富町 】 流石 (そば) <未訪問>
第9位 【新日本橋】 うなぎ割烹 大江戸 (うなぎ)
第10位 【 日本橋 】 吉野鮨・本店 (寿司)
今後、じっくりこのランキングのお店を訪問していこうと思うのですが、まず第1位が埋まらないことには始まりません。
何時間待たされるか分かりませんが、訪問してみたいと思います。
■ちなみに、東京都の“天丼・天重”人気順ランキングは、次の通りとなっています。
第1位 【浅 草】 大黒家天麩羅・本店
第2位 【三ノ輪】 土手の伊勢屋
第3位 【三越前】 金子半之助
第4位 【高円寺】 天すけ
第5位 【神保町】 天丼いもや・二丁目天丼店
こんなニッチな分野を攻めるのも、なかなか楽しそうですね~♪

(お店を取り囲むように形成されている大行列。最後尾は右手の先にあります。。。)
■“金子半之助”は、お店のオーナーのお爺さんのお名前のようです。
その方は、日本調理師会の会長を務めたそうで、浅草生まれで下町と和食をこよなく愛したんだそうです。
そのお孫さんが、和食の仕出し弁当屋さんを始めるにあたり、店名に祖父の名をとって“湯島半之助”と付けています。
今日訪問する“金子半之助”は、その姉妹店で、祖父のフルネームを店名にしています。
お店のオープンは、2010年11月とのことなので、まだ創業1年半しか経っていないんですね。
なんとなく古臭い(店主さん、スミマセン…)店名なので、てっきり老舗かと思ってました。。。

(外からキッチンが見えるようになっており、天ぷらを揚げている様子を、行列に並んでいる間に眺めることができます。)
■“湯島半之助”のHPでは、“金子半之助”を次のように紹介しています。
*************************************************
誰よりも和食を愛した金子半之助。その孫が、幼い頃に祖父からもらった閻魔帳(レシピ帳)。
その中には門外不出、秘伝の「江戸前の天丼たれ」の作り方があり、この秘伝の丼たれに合うタネ(材料)との試行錯誤を重ね、ようやく一杯の天丼が完成した。
金子半之助がこの世を去って20年。生前、江戸前天丼の復活を願っていた金子半之助の意思を継ぎ、半之助が愛した、ここ江戸日本橋室町で今、粋で豪快な「江戸前天丼」の専門店を開店する。
*************************************************
なかなか気合の入った自己紹介です。“粋で豪快な天丼”を期待しちゃいますよ~♪

(行列に並んでいる人に対する気遣いで、お茶のポットが置いてあります。冬はストーブも置いてあるそうです。)
■お店は、地下鉄半蔵門線・三越前駅A1出口を上がると、奈良県のアンテナショップ“奈良まほろば館”の目の前に出るのですが、この真裏辺りにあります。徒歩2分ほどです。
お店に着いたのは11:25ごろ。「空いているといいな…」という甘い期待は、見事に打ち砕かれます。
列の最後尾に並んだ後、暇つぶしに順番を数えたところ、なんと50人目!
並んでいる間、お客さんの回転の良さに期待するも叶わず、そこから1時間20分も待つ羽目に…

■メニューは、とっても潔く、“江戸前天丼”(880円)1種類のみで、“味噌椀”は別料金で100円となっています。
穴子または海老が苦手な人は、キスに変えることができますが、ネタを追加することはできません。
行列の前から20番目ぐらいになると、若手の店員さんが注文を聞きに来てくれます。
自分は、行列待ちでお腹が空いたので、“江戸前天丼”を“大盛り”(+100円)にして、“味噌椀”を付けてみます(しめて1,080円)。
■空腹も極まった12:45ごろに、やっと店員さんの導きで店内に入ります。
1階はカウンター席6席のみで、2階はテーブル5卓20席となっています。2階のテーブル席に相席で座ります。
友人と訪問したのですが、2人組だと横並びの相席になります。料理を評論しながらゆっくり食べる感じではないですね。。。
【江戸前天丼】

■まずは、見た目のインパクトにビックリ! 山盛りのタネが、どんぶりからはみ出しています。
一体、何が入っているのでしょう? 食べる前に、上のタネをどかして見てみます。
まず、写真の右上からいくと、こぶりな“海老”が2尾、その左下方に“ししとう”、右上方に“海苔”があります。

■“海老”、“ししとう”、“海苔”をどかすと、下から“貝柱とイカのかき揚げ”(写真右上)と“生玉子”の天ぷら(?!)(写真右下)が出てきます。
写真左側に横たわる、巨大な物は“あなご”の天ぷらです。器から飛び出ているのは、この“あなご”です~♪

■さっそく食べ始めます。
ごま油とサラダ油を合わせた油で揚げたネタは、ほのかなごま油の香りがし、カラっと、さくっと揚げ上がっています。
“秘伝のタレ”は、天丼のタレとしては、醤油濃い目、甘さ押さえ目の関東風です。濃すぎず薄すぎずちょうどいい味付けです。
■タネの目玉は、やはり“あなご”です。なんせ大きいので、食べ応え満点です。身は張りがあって、その鮮度の良さを主張しているようです。
“貝柱とイカのかき揚げ”は、風味と食感が面白いタネです。貝柱とイカのどちらのイメージが残るかで印象が違います。(友人と食後感を語っていた時、自分は“イカのかき揚げ”、友人は“貝柱のかき揚げ”だと思ったのですが、正解は両方でした。。。)
もう一つ“面白タネ”は“卵の天ぷら”です。どうやって作ったか分からないのですが、外はパリとした衣で、中の黄身はちょうど良い半熟です。ただの卵が、濃厚にしてパワフルなタネに変身しています。
プリッとした食感の“海老”、風味の良い“海苔”、青い香りの“ししとう”など、オーソドックスなタネは、期待通りの味わいです。
いや~、どのタネもカラッとした揚がり具合が良く、美味しいですね~♪

■どんぶりより大きな器に入って卓上に置いてあるのは、大根の浅漬けと“がりごぼう”です。
大根の浅漬けは、ほとんど塩気のないタイプ。“がりごぼう”は、薄切りごぼうに、寿司の“がり”の甘酸っぱい味付けをしたものです。(“がりごぼう”は、お土産販売もしています。)
いずれも非常にさっぱりしていて、油っぽい天丼の合間に食べると、口の中もさっぱりします。
ピリッと刺激が欲しい人のために、自家製の七味唐辛子も置いてあります。

■タネが盛りだくさんということもあって、大盛りにしなくても十分食べ応えがあります。
友人も自分も大盛りにしたのですが、これは若干失敗で、完食して腹9.5分まで埋まってしまいました。
午後の仕事に支障を来たしちゃいました。(眠~い。。。)
■総括としては、最高にコストパフォーマンスが良い、タネが盛りだくさんの美味しい天丼です。
誰が食べても満足すること間違いなしの天丼を、千円でお釣りが来る価格設定で提供する店主さんの経営手腕に感服です。
メニューを絞ると食材点数が絞られ、食材ロスを最小限にするとともに、大量仕入でコスト削減、それをそのままお客さんに還元している構図です。お客さんが並んでくれさえすれば、薄利多売のスキームが完成なんですね。
人気が出るのも当然で、行列の長さにも納得です。
食べ終わって、お腹も財布も大満足だったのですが、やはり待ち時間の長さには参りましたね。。。
ただ、営業時間が朝から夜までの“通し”(平日なら11時から22時)なので、時間を外していけば、待ち時間を短く出来そうです。
やはり昼時が一番混みそうなので、次回は夕方(または遅い時間)にガッツリ食べたい時に再訪したいと思います~♪
ごちそうさまでした~!
お読みいただいてありがとうございます~!
★池袋グルメ探検隊は、ブログランキングに参加しています~!★
もしよろしければ、下の3つの絵↓をポチポチポチっとクリックしていただけると、たいへん嬉しいです~!
(=´ー`)ノヨロシクデス


にほんブログ村

人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ