日本最古のインド料理専門店@銀座=ナイルレストラン
『日本のカレー文化に大きな影響を与えた老舗~♪』
~印度料理専門店 ナイルレストラン -Ginza Nair's Restaurant- @東銀座
■今日は、銀座でランチです。
東京を代表するグルメの超過密地帯ですが、まだあまり開拓していないエリアなので、お店は選び放題です~♪
今日も、いつも通り、食べログのランキングからお店を探します。
■食べログで、大エリア区分“銀座・新橋・有楽町”エリアの“レストラン”人気順ランキングを見てみます。
(店名をクリックすると、過去の訪問時のブログ記事を参照できます。よかったら見てみて下さいね~♪)
第1位 【銀座一丁目】 銀座 天龍 (中華料理)
第2位 【新 橋】 銀座 久兵衛・銀座本店 (寿司) <未訪問>
第3位 【銀 座】 ラデュレ・サロン・ド・テ・銀座三越店 (カフェ、洋菓子、フレンチ) <未訪問>
第4位 【有 楽 町】 ジャポネ (パスタ)
第5位 【銀座一丁目】 グルガオン (インド料理) <未訪問>
第6位 【新 橋】 びすとろ UOKIN (フレンチ、バル・バール)
第7位 【東 銀 座】 ナイルレストラン (インド料理) <未訪問>
第8位 【銀 座】 煉瓦亭 (洋食) <未訪問>
第9位 【東 銀 座】 YOU (喫茶店、オムライス) <未訪問>
第10位 【銀座一丁目】 カイバル (インド料理) <未訪問>
面白いことに、“銀座”の人気店の中に、インド料理店が3店も入っています。何でなんでしょうね~?
そんな中から、何となく東銀座にある“ナイルレストラン”に行ってみます。

■“ナイルレストラン”は、1949(昭和24)年創業の、日本最古のインド料理専門店なんだそうです。
店名について、“ナイル川”といえばエジプトなのに、なんでインド料理店が“ナイル”なのかと思っていたら、どうやらオーナーの苗字のようです。。。(^-^;)マヌケデスネ…
しかも、その初代ナイルさん、実はインドの独立運動家だったそうで、1928年に日本に亡命して来たんだそうです。
戦前は日本陸軍と強く結びつき、国賓扱いで満州に派遣されたり、戦後も東京裁判でパール判事の通訳を務めるなど、日印の関係を強化することで、インド独立運動を支えてきたんだそうです。
なんだか、日本史の教科書に出てきそうな人物ですね。

(店内の壁はガラス棚になっていて、販売用のインド食材と、インドの本、そしてこの本(↑)が置いてあります。)
■こんな政治活動をしながら、なぜか1949年に日本初のインド料理店として銀座に開業したのが“ナイルレストラン”なんだそうです。(なんで…?(^-^;)
初代ナイルさんは、日印親善への貢献とインド独立運動の功績が認められ、1984年に天皇陛下から勲三等瑞宝章を授与されたんだそうです。
なんと、波乱万丈なインド料理店オーナーなんでしょうね。(*^-^*)/
こんな歴史のあるお店なので、日本におけるカレー文化の普及に少なからず影響を与えて来たことは想像に難くありません。

(昭和時代の喫茶店とインド料理店の雰囲気がクロスオーバーする不思議な空間。音楽は最新インドポップ。)
■お店は、地下鉄東銀座駅の真上にある、晴海通りと昭和通りが交差する三原橋交差点から、昭和通りを上野方面に30m歩いた左手にあります。交差点そばのA2出口からだと徒歩20秒です。
お店に着いたのは、ちょうど12:00ごろです。
お店は1階と2階で70席あるのですが、お昼のピークだし、人気店なので、待つこと覚悟でお店に入ります。
すると1階はちょうど出たお客さんがいたため、数卓空いています。そして、インド人の店員さんに「こちら、どうぞ。」と1階の4人テーブルに案内されます。
一人客なのに、なんで4人テーブルなのか? 超人気店で、しかもピーク時間だったら、ありえない席案内です。
あまりにも理由が分からないので、ちょっと考えてみます。。。
カレーは出すのも早いし、食べ終わるのも早いので、お客さんの回転が良いから問題なし?それとも、お値段がやや高いので、お客さんが少ない?などなど。。。
お店にいる間、大量のお客さんが出ては入って来ていたので、おそらく答えは前者っぽいですね。

■店頭のメニュー表によると、ランチになりそうなものとしては、カレーライスが8種類、ランチが1種類あります。
メニュー表は、席に着いてからゆっくり眺めようと思っていたのですが、先ほどのインド人の店員さんが、メニュー表を持って来るでもなく、いきなり「ムルギランチでいいかな~?」と聞いてくるので、思わずうなずきます。
確かに、事前調査では、この“ムルギランチ(インド風鶏ランチ)”(1,500円)が名物メニューとのことだったので、問題ないのですが、それだとメニュー表を眺めることはできません。諦めるか。。。
続けて、「飲み物は水でいいかな~?」と聞いてくるので、こちらも思わずうなずきます。
注文はこれで完了。えっ、早っ~?!
この店員さん、小太りで、だみ声のインド人のおじさんなのですが、とっても陽気な感じで、お客さんは皆さん、彼の陽気さに押され、同じものを頼んでいます。
話好きでもあるようで、仕事をしながら、常連さんとは会話をしています。名物おじさんのようです。
【ムルギランチ】

■注文してから、待つこと1分(!)、超高速で盛り付けられた、名物“ムルギランチ”がやって来ます。
はじめ、先ほどのおじさんが、このプレート(↑)と、別途、フォーク、ナイフ、お皿を持ってきます。
そして、プレートをテーブルに置くなり、なにやら準備を始めるので、何かと思えば、カレーの中の骨付き鶏肉から、フォークとナイフを使って骨を取り出し始めます。
ほんの数秒で器用に骨抜きにし、取り出した骨をお皿に乗せて、おじさんは撤退します。
このランチ、まずはおじさんのパフォーマンスから始まるんですね~♪
おじさんは、去って行く時に「ぜ~んぶ、マジェてね(混ぜてね)。マジェ、マジェ。」とナゾの言葉を残していきます。

■プレートの上には、ターメリックライスに、カレーと鶏肉、それにキャベツ炒めとマッシュポテトのようなものが乗っています。
せっかく綺麗に(?)盛り付けられているのに、いきなり混ぜるのも気が引けたので、とりあえず個々の味を確認してから、上品にちょっとだけ混ぜてみることにします。
まずは、カレーからいただきます。
むむむ… 野菜類がしっかり溶け込んでいるようで、さらさらではなく、適度な濃度があります。
香辛料の種類は多くないようで、最近のいけているインド料理店のような華やかで賑やかな感じはしないものの、けっして日本風にアレンジした感じではなく、しっかりとインドっぽい風味・味わいです。
第一印象としては、割とオーソドックスなインド式カレーですね。

■次に、おじさんが骨抜きにしてくれた鶏肉を食べてみます。地鶏のもも肉をじっくり煮込んだものだそうです。
食べてると、スプーンでも切れるほど柔らかく煮込まれているのですが、肉の旨みを蓄えた鶏もも肉の筋肉繊維に沿って崩れます。
インド料理らしい香辛料の効きは、ほどほどでちょうど良く、鶏肉だけでも美味しく食べられます。
■続いて、ターメリックライスを食べてみます。
う~ん、なかなか良い風味に仕上がっています。お米は、カレーとの相性にこだわって、“いわてっこ”という銘柄を使用しているそうです。
■温野菜は、茹でたキャベツを炒めたものと、マッシュポテトです。それぞれ違う香辛料が使われていて、インド風の仕上がりです。
野菜なのでヘルシーな感じがします。それぞれしっかりと量があって、食べ応えがありそうです。

■各構成要素を一通り味わったところで、おじさんの指示通り、混ぜながら食べてみます。
むむむ… (・_・?)
すると、なんだか先ほどまでとは、カレーの味わいが変わってきます。 (・_・;?)
温野菜や鶏もも肉が、カレーの辛さや旨みを引き立てる役割を果たし始めます。
温野菜は甘みがあるので、一緒に食べるとカレーの味が、きりっとした輪郭を持つようになります。
鶏肉と一緒に食べると、鶏肉の旨みが、カレーの味にパワフル感を与え、より美味しく感じさせてくれます。
そういえば、非常に心地よいインドカレーらしい辛さが、いつの間にか、じわ~っと効いてきていることに気付きます。
結局、やっぱり美味しいじゃないですか~! (*´∀`*)ノ
第一印象は、そんなに良くなかったのですが、中盤以降は美味しくて、夢中になって食べちゃいます~♪
う~ん、、、だからこそ、おじさんは「マジェてね!」と強調していたんですね。。。
■そして、最後の最後に、最も重要なことに気付きます。
南インド料理の“ミールス”(インドの定食のようなもの)は、日本ではいろんな料理が小皿に入ってたくさん出てきますが、インドでは一つのお皿に乗って出てくるんです。
でも実は、いろんな料理を混ぜると、料理同士がその素材の味・調味料の味の違いから、味を引き立て合う関係ができるんですね。
な~るほど。。。 だからこそ、“ムルギランチ”は、ワンプレートになっていて、おまけにおじさんが「マジェ、マジェ」と言うんですね。
日本人からすると、いろんな物が混ざると汚らしく見えるので嫌がるから、日本での“ミールス”が小皿に分かれているんだな、と初めて気付きました。
まさに、“青天の霹靂”です。 インド料理に関する経験値がすごく上がった感じがします。
■総括としては、歴史ある老舗ですが、実は今なお現役で美味しい南インド料理を出してくれるお店だと思います。
いわゆる“名物”と言われるものは、総じてたいしたことがないと思ってきた自分にとっては、今日の“名物・ムルギランチ”は強烈なインパクトです。
お店の指示通り、ちゃんとしっかりと“マジェ”すると、“名物”と60年以上言われ続けている理由が分かります。
食べ方だけで、料理の印象が変わると思ったことがなかったので、革命的なインパクトを受けた一日でした。
このお店、“名物・ムルギランチ”以外の、8種類ある“カレーライス”や、単品料理も相当美味しいらしいので、再訪確定です。
次回は、評判の“海老カレーライス”あたりをいってみたいと思います。
観光的な意味で日本最古のインドカレー店と捉えても面白いし、カレーの辛さもほどほどなので、幅広い方々に超おススメです~♪
ごちそうさまでした~!
お読みいただいてありがとうございます~!
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(=´ー`)ノヨロシクデス

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~印度料理専門店 ナイルレストラン -Ginza Nair's Restaurant- @東銀座
■今日は、銀座でランチです。
東京を代表するグルメの超過密地帯ですが、まだあまり開拓していないエリアなので、お店は選び放題です~♪
今日も、いつも通り、食べログのランキングからお店を探します。
■食べログで、大エリア区分“銀座・新橋・有楽町”エリアの“レストラン”人気順ランキングを見てみます。
(店名をクリックすると、過去の訪問時のブログ記事を参照できます。よかったら見てみて下さいね~♪)
第1位 【銀座一丁目】 銀座 天龍 (中華料理)
第2位 【新 橋】 銀座 久兵衛・銀座本店 (寿司) <未訪問>
第3位 【銀 座】 ラデュレ・サロン・ド・テ・銀座三越店 (カフェ、洋菓子、フレンチ) <未訪問>
第4位 【有 楽 町】 ジャポネ (パスタ)
第5位 【銀座一丁目】 グルガオン (インド料理) <未訪問>
第6位 【新 橋】 びすとろ UOKIN (フレンチ、バル・バール)
第7位 【東 銀 座】 ナイルレストラン (インド料理) <未訪問>
第8位 【銀 座】 煉瓦亭 (洋食) <未訪問>
第9位 【東 銀 座】 YOU (喫茶店、オムライス) <未訪問>
第10位 【銀座一丁目】 カイバル (インド料理) <未訪問>
面白いことに、“銀座”の人気店の中に、インド料理店が3店も入っています。何でなんでしょうね~?
そんな中から、何となく東銀座にある“ナイルレストラン”に行ってみます。

■“ナイルレストラン”は、1949(昭和24)年創業の、日本最古のインド料理専門店なんだそうです。
店名について、“ナイル川”といえばエジプトなのに、なんでインド料理店が“ナイル”なのかと思っていたら、どうやらオーナーの苗字のようです。。。(^-^;)マヌケデスネ…
しかも、その初代ナイルさん、実はインドの独立運動家だったそうで、1928年に日本に亡命して来たんだそうです。
戦前は日本陸軍と強く結びつき、国賓扱いで満州に派遣されたり、戦後も東京裁判でパール判事の通訳を務めるなど、日印の関係を強化することで、インド独立運動を支えてきたんだそうです。
なんだか、日本史の教科書に出てきそうな人物ですね。

(店内の壁はガラス棚になっていて、販売用のインド食材と、インドの本、そしてこの本(↑)が置いてあります。)
■こんな政治活動をしながら、なぜか1949年に日本初のインド料理店として銀座に開業したのが“ナイルレストラン”なんだそうです。(なんで…?(^-^;)
初代ナイルさんは、日印親善への貢献とインド独立運動の功績が認められ、1984年に天皇陛下から勲三等瑞宝章を授与されたんだそうです。
なんと、波乱万丈なインド料理店オーナーなんでしょうね。(*^-^*)/
こんな歴史のあるお店なので、日本におけるカレー文化の普及に少なからず影響を与えて来たことは想像に難くありません。

(昭和時代の喫茶店とインド料理店の雰囲気がクロスオーバーする不思議な空間。音楽は最新インドポップ。)
■お店は、地下鉄東銀座駅の真上にある、晴海通りと昭和通りが交差する三原橋交差点から、昭和通りを上野方面に30m歩いた左手にあります。交差点そばのA2出口からだと徒歩20秒です。
お店に着いたのは、ちょうど12:00ごろです。
お店は1階と2階で70席あるのですが、お昼のピークだし、人気店なので、待つこと覚悟でお店に入ります。
すると1階はちょうど出たお客さんがいたため、数卓空いています。そして、インド人の店員さんに「こちら、どうぞ。」と1階の4人テーブルに案内されます。
一人客なのに、なんで4人テーブルなのか? 超人気店で、しかもピーク時間だったら、ありえない席案内です。
あまりにも理由が分からないので、ちょっと考えてみます。。。
カレーは出すのも早いし、食べ終わるのも早いので、お客さんの回転が良いから問題なし?それとも、お値段がやや高いので、お客さんが少ない?などなど。。。
お店にいる間、大量のお客さんが出ては入って来ていたので、おそらく答えは前者っぽいですね。

■店頭のメニュー表によると、ランチになりそうなものとしては、カレーライスが8種類、ランチが1種類あります。
メニュー表は、席に着いてからゆっくり眺めようと思っていたのですが、先ほどのインド人の店員さんが、メニュー表を持って来るでもなく、いきなり「ムルギランチでいいかな~?」と聞いてくるので、思わずうなずきます。
確かに、事前調査では、この“ムルギランチ(インド風鶏ランチ)”(1,500円)が名物メニューとのことだったので、問題ないのですが、それだとメニュー表を眺めることはできません。諦めるか。。。
続けて、「飲み物は水でいいかな~?」と聞いてくるので、こちらも思わずうなずきます。
注文はこれで完了。えっ、早っ~?!
この店員さん、小太りで、だみ声のインド人のおじさんなのですが、とっても陽気な感じで、お客さんは皆さん、彼の陽気さに押され、同じものを頼んでいます。
話好きでもあるようで、仕事をしながら、常連さんとは会話をしています。名物おじさんのようです。
【ムルギランチ】

■注文してから、待つこと1分(!)、超高速で盛り付けられた、名物“ムルギランチ”がやって来ます。
はじめ、先ほどのおじさんが、このプレート(↑)と、別途、フォーク、ナイフ、お皿を持ってきます。
そして、プレートをテーブルに置くなり、なにやら準備を始めるので、何かと思えば、カレーの中の骨付き鶏肉から、フォークとナイフを使って骨を取り出し始めます。
ほんの数秒で器用に骨抜きにし、取り出した骨をお皿に乗せて、おじさんは撤退します。
このランチ、まずはおじさんのパフォーマンスから始まるんですね~♪
おじさんは、去って行く時に「ぜ~んぶ、マジェてね(混ぜてね)。マジェ、マジェ。」とナゾの言葉を残していきます。

■プレートの上には、ターメリックライスに、カレーと鶏肉、それにキャベツ炒めとマッシュポテトのようなものが乗っています。
せっかく綺麗に(?)盛り付けられているのに、いきなり混ぜるのも気が引けたので、とりあえず個々の味を確認してから、上品にちょっとだけ混ぜてみることにします。
まずは、カレーからいただきます。
むむむ… 野菜類がしっかり溶け込んでいるようで、さらさらではなく、適度な濃度があります。
香辛料の種類は多くないようで、最近のいけているインド料理店のような華やかで賑やかな感じはしないものの、けっして日本風にアレンジした感じではなく、しっかりとインドっぽい風味・味わいです。
第一印象としては、割とオーソドックスなインド式カレーですね。

■次に、おじさんが骨抜きにしてくれた鶏肉を食べてみます。地鶏のもも肉をじっくり煮込んだものだそうです。
食べてると、スプーンでも切れるほど柔らかく煮込まれているのですが、肉の旨みを蓄えた鶏もも肉の筋肉繊維に沿って崩れます。
インド料理らしい香辛料の効きは、ほどほどでちょうど良く、鶏肉だけでも美味しく食べられます。
■続いて、ターメリックライスを食べてみます。
う~ん、なかなか良い風味に仕上がっています。お米は、カレーとの相性にこだわって、“いわてっこ”という銘柄を使用しているそうです。
■温野菜は、茹でたキャベツを炒めたものと、マッシュポテトです。それぞれ違う香辛料が使われていて、インド風の仕上がりです。
野菜なのでヘルシーな感じがします。それぞれしっかりと量があって、食べ応えがありそうです。

■各構成要素を一通り味わったところで、おじさんの指示通り、混ぜながら食べてみます。
むむむ… (・_・?)
すると、なんだか先ほどまでとは、カレーの味わいが変わってきます。 (・_・;?)
温野菜や鶏もも肉が、カレーの辛さや旨みを引き立てる役割を果たし始めます。
温野菜は甘みがあるので、一緒に食べるとカレーの味が、きりっとした輪郭を持つようになります。
鶏肉と一緒に食べると、鶏肉の旨みが、カレーの味にパワフル感を与え、より美味しく感じさせてくれます。
そういえば、非常に心地よいインドカレーらしい辛さが、いつの間にか、じわ~っと効いてきていることに気付きます。
結局、やっぱり美味しいじゃないですか~! (*´∀`*)ノ
第一印象は、そんなに良くなかったのですが、中盤以降は美味しくて、夢中になって食べちゃいます~♪
う~ん、、、だからこそ、おじさんは「マジェてね!」と強調していたんですね。。。
■そして、最後の最後に、最も重要なことに気付きます。
南インド料理の“ミールス”(インドの定食のようなもの)は、日本ではいろんな料理が小皿に入ってたくさん出てきますが、インドでは一つのお皿に乗って出てくるんです。
でも実は、いろんな料理を混ぜると、料理同士がその素材の味・調味料の味の違いから、味を引き立て合う関係ができるんですね。
な~るほど。。。 だからこそ、“ムルギランチ”は、ワンプレートになっていて、おまけにおじさんが「マジェ、マジェ」と言うんですね。
日本人からすると、いろんな物が混ざると汚らしく見えるので嫌がるから、日本での“ミールス”が小皿に分かれているんだな、と初めて気付きました。
まさに、“青天の霹靂”です。 インド料理に関する経験値がすごく上がった感じがします。
■総括としては、歴史ある老舗ですが、実は今なお現役で美味しい南インド料理を出してくれるお店だと思います。
いわゆる“名物”と言われるものは、総じてたいしたことがないと思ってきた自分にとっては、今日の“名物・ムルギランチ”は強烈なインパクトです。
お店の指示通り、ちゃんとしっかりと“マジェ”すると、“名物”と60年以上言われ続けている理由が分かります。
食べ方だけで、料理の印象が変わると思ったことがなかったので、革命的なインパクトを受けた一日でした。
このお店、“名物・ムルギランチ”以外の、8種類ある“カレーライス”や、単品料理も相当美味しいらしいので、再訪確定です。
次回は、評判の“海老カレーライス”あたりをいってみたいと思います。
観光的な意味で日本最古のインドカレー店と捉えても面白いし、カレーの辛さもほどほどなので、幅広い方々に超おススメです~♪
ごちそうさまでした~!
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